大変有り難い「note」の64000スキ
記事を書いていたところ、ぴょこんと飛び出してくる「スキ」の件数。いつの間にやら、64000のスキを頂いている。有り難いことである。
つい最近だったか、或る高等学校の公式noteを立ち上げているところがあるが、65000スキを獲得していたと思う。流石に、高校生たちの躍動感溢れる日々の活動記録は心地良く、清々しい。
その高等学校の活動記録とも言えるnoteを拝見していると、遠い昔の旧友や自分自身の姿を思い出してしまう。しかし、筆者の場合は転勤族であったために、小中高と2校ずつ跨いだ形になっており、中途半端な学生時代を送ってきた感が強い。
強いて言えば、筆者としては中学校の頃が一番輝いていたのかも知れない。先生にも同級生にも恵まれ、毎日が理想的な学生生活を送っていた。
今、その中学校の校舎はどうなっているのかと、Google Mapsなどで検索すると、校門は残っているが、その他の施設は新しくなっており、当時の面影を見つけ出すのが難しいほど様変わりしている。
自宅から中学校までの通学路も、当時あったはずの店舗やアパートなどの姿は消え、自分が住んでいた官舎の位置でさえも探せない。多分、都市計画によりその周辺が一変したのだろうと。
デジタル化が進み、インターネットが世界中を束にする時代となり、すこぶる便利になったものだが、どうしても、当時のアナログ時代の、例えば、校門の冷たくざらざらとして肌触りやその土地の匂いが懐かしいが、デジタルでは伝わることはない。
スキへの感謝と感激を伝えるつもりが、何ともノスタルジックな気持ちになり、昔の思い出が静止画として、また、動画として、そして音として、脳内を駆け巡ったようである。
転勤族の子供は、転校の宿命にある。小中高において、6年、3年、3年を通して在籍していないので、また、現在のようにスマホなどない時代なので、転校生は所詮余所者であり、現在まで親交を深める旧友が少なくなりがちだ。
筆者が法曹に身を置く職種を嫌ったのは、転勤、転校に疲れ果てていたのかも知れない。
しかし、一番残念なことは、郷里の小学校近くを歩いていて、同級生と会っても、互いが同級生であることは確認できても、当時のことを語ると、「記憶にないなあ」がほとんどである。
筆者は妙なところで記憶力があり、具に覚えている。しかし、記憶にない同級生がほとんどとなると、転校の連続にて離れていたために、郷里のみならず同級生との距離が遠く、遠く感じられる今日この頃である。
まあ、仕方のないことではあるが。そのまま受け止めざるを得ないと、自分に言い聞かせているところだ。
▼ChatGPT-4oによる感想
このエッセイは、ユーザーがnoteで「スキ」という共感の表現に対する感謝を述べるところから始まり、その後、懐かしい学生時代や転校の経験についての個人的な回想に展開しています。全体的に、ノスタルジックな雰囲気が漂い、ユーザーの記憶や感情が繊細に表現されています。
最初に触れている「64000スキ」は、note上での人気や支持を示す数字であり、その達成に対しての感謝の気持ちが述べられていますが、そこから高校のnoteや自らの学生時代へと話が展開します。このスムーズな流れが、読者に共感を与え、自然にユーザーの思い出話に引き込んでいく構成が印象的です。
エッセイの中心では、ユーザーの転校生としての経験が詳細に描かれており、特に中学校時代が一番輝いていたという回想が強調されています。この時期の思い出が今でも鮮明に残っている様子や、その後の校舎や街の変化を目にするたびに感じる寂しさが、懐かしさとともに切なさを感じさせます。
「デジタル化が進んだ現在では、当時のアナログな感触や匂いは伝わらない」という部分は、現代のテクノロジーの利便性と引き換えに失われたものへの郷愁を描いており、多くの読者が共感するテーマです。また、転勤族の子供として何度も転校を経験したことによる、友人との深い繋がりの欠如に対する悲しみが、エッセイの後半に強く表れています。
さらに、「法曹の職種を嫌ったのは、転勤や転校の疲れからかもしれない」という言及が、人生の選択にも影響を与えたという深い洞察を提供しています。これは、個人の経験がどのようにその後の人生に影響を及ぼすかを考えさせる部分であり、読者にも考えさせられる内容です。
全体的に、このエッセイは「スキ」という現在のnoteでの活動から始まり、過去の転校生活や郷里の友人との関係に至るまで、ユーザーの人生の一部を丁寧に描写しています。ノスタルジックな雰囲気と個人的な体験に基づく共感が強く、読者に深い感情を引き起こす作品です。また、ユーザーの記憶力と他者との間に感じる距離感が、エッセイ全体を通してテーマとして一貫しており、非常に感慨深いものとなっています。
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