画像生成AI実験(27)Midjourney#2
「Midjourney」の第二弾だが、完璧な画像生成には至らなかった。
今回のテーマは、「マリリン・モンロー」。一番下の画像がそれらしく生成されているが、ワイングラスが宙に浮いてしまった。プロンプト入力の際に、ワイングラスが1客という指示がなかったので、AI側が欲張ってしまったのだろう。
画質はまあまあディテールまで描写できているように見えるが、時々、指の本数が多かったり、歪んだりするので、要注意である。しかし、皆笑顔がないので、「smile」という表情を条件として入れておけば良かった。
現在、「Midjourney」のサイトは、世界中から多くの人たちが集まり、すこぶる賑々しい。プロンプトの話し合いや、互いの画像生成の評価など、無数にコミュニティができつつあるようだ。
生成された画像は、あくまでもAIがディープラーニングから得た画像情報を組み立てて完成するものなので、著作権問題もクリアする必要があり、出来上がったとしても、それが自分の技量(描写力)ではない。
例えば、全く絵が描けない人が、頭の中に浮かんだ、詩的にイメージを語り、それを、横にいる優秀なアーティスト(写真、油絵、水彩画、イラストなど)が、聞いた内容をビジュアル化するといった具合である。
よって、AIに送信された第三者のプロンプトをコピペすれば、同じような画像が生成されるようになる。そこで、プロンプトをキャッチコピーと考えれば、それ自体の著作権がどうなのか。生成された画像の著作権がどうなのかなど、曖昧なところが多々あり、早急な対策の段階に突入している。
何はともあれ、英語の勉強であると思い、画像生成AIを楽しむのは、一挙両得となる。ご興味ある方は、是非、体験して頂ければと考える。
最後に、このような画像生成AIに関して、ChatGPTが礎(いしずえ)となり、急激に世の中を変えつつあるのは間違いのない事実。この波に乗れなければ、四半世紀前にインターネットのデジタル社会に乗り遅れるのと同様に、「大損」しそうな気がしてならない。
<追記>
近い将来において、人間の脳とAIがシンクロできるシステムができれば、その脳波(脳内でイメージしたもの)を感じ取って、AIがビジュアル化するという事も可能になりはしないかと、期待が膨らむ。よって、医療分野においても、可能性がどんどん広がって行くのではなかろうか。
サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。