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画像生成AI「Midjourney」で、寿司職人の画像生成に挑戦!

 先ず、プロンプトで気を付けなければならないのは、相対的なサイズである。それに全く触れることなくジェネレートすると、やけに握り寿司がビッグマックのように巨大となり、「不思議の国のアリス」のような世界となってしまう。

 今回は、握り寿司を日本人寿司職人としてプロンプトを検討したが、以前から中国系、韓国系ほかアジア系のハーフやクオーターのようになり、日本人として認識されていない画像生成になる可能性が高い。多分、ディープラーニングの収集絶対量が極端に少なのだろうと推察する。

 よって、ヨーロッパ系の女性寿司職人としてプロンプトを書き込んだ。しかし、いつも問題になる「手指の違和感」や「耳の違和感」、「シェフコートの違和感」などが飛び込んでくるので、一部においては精度の高い画像生成は期待できない。

 寿司ネタについても、マグロなどをプロンプトに書き込むけれども、本家本元の日本独自のネタとシャリで登場することは皆無である。海外にある「なんちゃって握り寿司」が変異したような、不気味なものも出現する。

 日本食文化の象徴的な「寿司」は、グローバルになっているものの、拡散途中で他国のシェフが見様見真似で創作した寿司がスタンダードになっているためか、否定はしないが、歪で滑稽な握り寿司が多い。

 先般、韓国の若い人YouTuber三人が東京(銀座)の本格的な寿司店で食すところを「YouTube」に動画をアップしていた。本家本元の握り寿司はとんでもなく繊細で美味で、韓国では食べられないほどの上質さに驚き、美味すぎると絶叫していた。

 AIの食文化についてのディープラーニングもこれからだと思われるが、本物の料理のリアリティな画像を生成するには、まだまだハードルが高い領域ではないかと考える次第。

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西田親生@D&L
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