西田親生の自由気まま書・・・『落日』
この頃の九州は、中国から偏西風で舞い散るPM2.5やら黄砂やらで、昔のように空気が澄み渡った、アーティスティックな空を見れる機会が激減している。
今回のお題は、『落日』。夕陽は何となく寂しさもあり、1日の終わりを告げるものである。赤みを帯びた空と雲々、黒ずんだ雲など、同じものは一つもない。撮影する側としては、それが、堪らない。
筆者が住む地域は、西に金峰山。その背後に長崎県の普賢岳、東に阿蘇外輪山があり、広大な盆地状になっている。残念ながら、水平線に沈み行く太陽をカメラで捉えることはできない。
水平線上であれば、『だるま』の形状の太陽を見ることができるので、羨ましい限り。勿論、熊本市から玉名郡玉東町へ山越えをすると、俗称『ナルシストの丘』から撮影すれば、『落日』の趣は変わるのだが。
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