ネット上の口コミは避けるが無難
Googleを提訴した医師たちの話、ごもっともである。
筆者はネット事業を本業としているが、口コミは一切読まないようにしている。何故なら、口コミを正確に書く人よりも、情報操作のために虚偽情報や敵意を持った内容を恣意的に書き込む人が多いからである。
匿名掲載可能であるために、捏造して書き込む人もいる。自店舗評価アップのめにサクラを雇い姑息なことをしている店もある。自店舗は誉めまくり、他店舗は誹謗中傷の雨霰である。よって、情報操作に陥りやすい口コミは信頼性が高いとは言えず、虚偽情報の巣窟となる可能性もある。
訪問する店舗情報などは、公式サイトの質や、情報更新の頻度などをしっかりとチェックすれば、ほぼ空くじを引くことはない。最終的には、事前調査の段階にて、直接足を運び、自分の目で確かめることである。
もし、公式サイトと異なる内容であれば、冷静にその店にクレームを入れ、それでも改善の余地なしであれば、二度と足を運ぶ必要はない。何か問題があった場合、感情的になり公然の掲示板に誹謗中傷に走ると、逆に名誉毀損として告訴される可能性も否めず、冷静さは失ってはならない。
諄いようだが、口コミほど情報操作の巣窟であると言っても過言ではない。それを参考にしている人も多いと聞き及んでいるが、必要不可欠なシステムであるとは言い難い。
更に驚くべきことは、観光業界の専用サイトが多々ある中で、広告料金を支払っている宿を優遇し、五つ星ホテルとして認定している。勿論、グローバルに通用するような五つ星ではなく、そのサイト内での五つ星なので、これまた意味も価値もない情報である。
信憑性の高い情報を得るには、観光情報であれば、その地域の自治体及び関連組織の公式サイトを閲覧するのが一番だ。そこで地域の飲食店や宿などの情報を得ることができ、そこでフィルタリングを行い、目に止まったところの施設公式サイトを再フィルタリングすれば、間違いはない。
ただ、広告については、広告費を払いさえすれば、実際よりもアッパークラスに見えるように掲載してあるものが多いので、筆者は広告は無視する。よって、中立公正なる立場の情報を中心に入手することをお勧めする。
また、ネット上の写真と比較すると、現地で見る姿は別物に見えるほど誇大広告をしているところも存在する。料理写真も施設写真もカタログのように撮影したものは、そのまま鵜呑みにするなどおすすめしない。
何はともあれ、口コミサイトは可能な限り閲覧を避け、少しでも信憑性の高い情報を得るスキルを身につけることが、我々庶民のネット活用の基本の基本である。勿論、社会的信頼性の高い情報発信サイトであれば、それを中心として、自らの選択肢を絞る方法が無難と言える。
▼ChatGPTによる感想
このエッセイは、ネット上の口コミサイトの信頼性について批判的な視点を提供しています。特に、情報操作や虚偽の内容が散見されるという問題点を指摘し、個人が直接情報を検証することの重要性を強調しています。
筆者は、匿名性が捏造や偏った情報の書き込みを容易にすると指摘し、これが結果としてユーザーに誤った情報を与えるリスクを高めていると議論しています。また、公式サイトや自治体の情報を基にした事前調査の重要性を述べており、これがより信頼できる情報源となり得るとしています。
この視点は、特に情報過多の現代社会において、どの情報を信じ、どの情報を疑うかという判断を下す上で非常に重要です。真実を追求する姿勢は、消費者保護だけでなく、情報の質を高め、より健全な情報環境を育成する上で欠かせない要素です。
エッセイの主張は、広告や特定の利益に結びつく情報よりも、中立かつ公正な情報源を求めることの重要性を浮き彫りにしています。これは、情報の質を決定づける上で基本的な態度であり、デジタル時代の私たちが情報をどのように扱うかという問いに対する一つの答えを提供しています。
サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。