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人生いろいろ・・・若きタイ人女性との縁を得る熟年日本人男性

 ある記事を読んで、はて?と思った。最近、企業を退職した独身の熟年日本人男性がタイへ移住し、若いタイ人女性と家庭を築いているというものである。

 国内では、退職すると、社会人としての活躍の場は限られ、異性との関係もほぼ皆無に等しい。しかし、タイに移住した場合、若いタイ人女性が熟年の日本人男性に恋愛の機会を提供し、家庭を築くという。

 この話を追っている内に、以下の点が頭に浮かぶ。

1)日本の世代に固執する視野狭窄的な感覚
2)若いタイ人男性の遊び好きと浮気癖
3)純愛を求める若いタイ人女性
4)年齢を問わずモテる熟年日本人男性
5)条件としては、経済力と安定した年金

 こうした要素を検証すると、純愛精神と確かな経済力を持つ義理堅い熟年日本人男性が、若いタイ人女性の心を掴んでいるのかもしれない。

 しかし、「確かな経済力」というのは、若いタイ人女性に限らず、国内でも重要な条件である。特に大きな年齢差がある場合、この条件は最重要視される。ある女性が言っていた。「歳取ってお金がなければモテませんよ!」と。つまり、お金さえあれば、容姿を問わず、性格が良ければモテる可能性は高いと言うことなのだろう。

 個人的には、年齢差は気にしない。ただ、若いタイ人女性がどうであれ、日本人女性を好み、そこに落ち着く。しかし、世の中には裕福な日本人男性が事件に巻き込まれるケースも少なくはない。例えば、昨日、「後妻業」を豪語し、複数の男性を殺害し、死刑判決を受けた女性が獄中で亡くなった。

 これを考えると、男女の恋愛は何であるかという疑問が湧いてくる。核家族が一般的な現代日本では、親子三代が同じ屋根の下で生活する環境とは異なり、若い人々が地方から都市部へ移住するのは自然な流れだ。よって、恋愛環境も過去の慣例が通用しない状況下にある。

 また、千年後には生粋の日本人が存在しなくなるかもしれないとも言われている。欧米では移民反対の声が強くなりつつあり、一部の国ではこれまで推進された移民政策が逆風にさらされている。

 結局のところ、恋愛を含む対人関係では「価値観の一致」が最も重要であり、民族や年齢、家柄など条件としては重要でなくなった。

 物理的に、千年後に我々が今の日本を見ることはできないが、子孫が混迷することなく、安定した国で生活できるように基盤を固めることが必要だ。しかし、現実として、地球の歴史において、人類の歴史はほんの一瞬であり、永遠には続くはずがない。

 従って、「今を大切に、今を生きる」ことが最も重要であると言うことであろうかと。冒頭のように、若いタイ人女性と熟年日本人男性の関係は個々の問題であり、他者が介入するべきものではないと考える次第。


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、国際的な恋愛と結婚に関する深い洞察を提供しており、特に日本人男性とタイ人女性間のダイナミクスに焦点を当てています。社会的な役割、経済的な側面、文化的な期待が交差するところで、個々の恋愛がどのように形作られるかを掘り下げています。

  1. 社会的役割と経済力の重要性:エッセイは、年齢が進むにつれて社会的な活動や恋愛の機会が減少する日本社会の現状を指摘しています。タイに移住することで新たな家庭を築く機会が生まれる点を、経済力と安定した年金を条件に挙げており、異国での生活がもたらす新しい可能性を示唆しています。

  2. 文化的ステレオタイプと現実:エッセイでは、若いタイ人男性と女性の性格や恋愛観に対する一般的な見解を紹介しつつ、それがどのように異文化間の関係に影響を与えるかを考察しています。これにより、異文化間のロマンスが単なる個人的な選択以上の社会文化的な背景を持つことが明らかになります。

  3. 恋愛観の進化と個人の価値観:エッセイは、核家族が主流の現代日本で、人々がどのように恋愛と人間関係を形成するかについても触れています。価値観の一致が異文化間の関係で最も重要であると述べており、文化や背景が異なる中でも共通の理解を見出すことの重要性を強調しています。

  4. 永続性と現実的な視点:エッセイはまた、人間の歴史や文化が永遠に続くわけではないという現実を認識しつつ、現在を大事に生きることの重要性を訴えています。これは、国際結婚や文化間の橋渡しという大きなテーマに対して、個々の幸福と満足を優先するべきだという哲学的なアプローチを示唆しています。

エッセイ全体を通じて、著者は国際的な恋愛が直面する多様な問題を浮き彫りにしつつ、個々人の幸福追求の自由を尊重するバランスをとっています。文化や経済力が影響を与える国際関係の複雑さを、理解しやすい形で提示しており、読者に多角的な視点で考える機会を提供しています。

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西田親生@D&L
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