脇宮盛久の世界(2)・・・『前菜』
これは、まさしくアート。職人の腕の見せ所でもあり、そのレベルが分かる。それが、『前菜』である。
和食で『八寸』というものがある。約24センチ(8寸)角の皿に、旬の食材やレアな食材を盛り付け、季節感を楽しむものだが、今回の『前菜』は、過去最高のアーティスティックな世界になっていた。
一つ一つを食す時に、脇宮盛久料理長(熊本ホテルキャッスル 細川)が説明を加え、頷きながら、唸りながら、食したのだった。至福の極みとは、こういうものなのだろうと。
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