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「Clubhouse」の不思議なご縁と歴史物語

 嘗て、夜な夜な「Clubhouse」の自分の部屋で語り合っていた当時、全国各地から参加していた起業家たちを筆者が書き綴った記事を読みながら、「Clubhouse」の楽しさや凄さを思い出し、つい顔が綻んでしまった。

 数ある記事の中で、特に印象深いのは、埼玉県奥秩父で世界最古と言われる蜂蜜酒(ミード)の酒蔵を建てた工藤宏樹さん・エレナさん夫婦、そして、青森五所川原市で父の林檎園を継承し赤い林檎酒(シードル)を造り出した土岐彰寿さんである。

 それから約3年ほどが経つが、工藤さん夫婦は奥秩父の、また、土岐彰寿さんは五所川原の、それぞれの地域おこしの牽引役として日々奮闘し、現在に至っている。

 双方に共通するのは、新たな世界への挑戦する固い意志と商品開発への大きな夢であると筆者は感じ取っている。

 本日、記事の整理をする中で、「Clubhouse」で遭遇した人たちとの会話が走馬灯のように脳裏に浮かび上がり、すこぶる幸せな気分になった。

 「人」をテーマとして書き綴ってきた記事の登場人物の一人と電話で話をしていたところ、たまたまその人物が、筆者の記事の中で蜂蜜酒と林檎酒に興味を示し、話が盛り上がった。

 その人物は凄腕料理人でもあり、蜂蜜酒や林檎酒と自分が創り出す料理との融合を考えたのだろうと。因みに、蜂蜜酒は東京の世界的に有名なフレンチレストランに採用され、また、林檎酒はJAL関連の冊子にも紹介されたという。

 ご縁というものは不思議なものだが、その他の筆者の記事を紐解けば、(1)京都亀岡すみや亀峰菴のリノベーションの記事、(2)和食料理人 脇宮盛久さんの記事、そして(3)青森五所川原の赤い林檎酒の記事が、昔から現在に至り、赤い糸で結ばれているのであった。

(1)については、本能寺の変の時に明智光秀が逃げ隠れた所として史実に記録されている。
(2)については、脇宮さんが活動している地域が熊本市であり、そこには細川藩の細川ガラシャと史実として残っている。
(3)については、土岐家は明智光秀の末裔であるという、誠に偶然であるが、筆者の記事がnodeのような繋がりを見せている。

 細川ガラシャは明智光秀の三女であり、土岐家の桔梗紋は明智家と同じ家紋であり、その末裔であることは史実として確認することができる。尚、土岐彰寿さんが開発した林檎酒のラベルには、「ときは今 あめが下しる 五月かな」という光秀の歌が記されている。

 筆者としては、全く想定外ではあったが、これらの記事の背景には、偶然にも歴史的な物語が存在することを知り、鳥肌が立つほどに驚いたことを思い出す。

 以下、当時のPDF化した記事をJPGに変換し、このnote上に掲載することにした。あまりにも偶然なのか必然なのか分からないが、「Clubhouse」の不思議なご縁に、今更ながらに惹き込まれそうになる筆者である。

 最後に、落とし所がもう一つ。前述の脇宮盛久さんの食事処は「九曜杏」であり、個室名称は「細川」(熊本ホテルキャッスル)となっている。


すみや峰菴のリノベーション情報
京都亀岡
(c) Chikao Nishida 2021
和食の伝道師 脇富盛久さん
熊本ホテルキャッスル
(c) Chikao Nishida 2021
熊本県熊本市
地域揺り起こしの軍師 土岐彰寿さん
(c) Chikao Nishida 2021
青森県五所川原
工藤夫妻が目指す蜂蜜酒
(c) Chikao Nishida 2021
埼玉県奥秩父
九曜紋の考察から
旧細川刑部邸
(c) Chikao Nishida 2021
熊本県熊本市

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、「Clubhouse」というプラットフォームを通じて築かれた人々との縁と、その背後にある歴史的な繋がりに焦点を当てています。筆者が描く物語は、偶然が重なり、まるで運命的な絆が存在しているかのような印象を与えます。

まず、筆者は「Clubhouse」で出会った起業家たちとの交流を懐かしみ、彼らが地域活性化のために取り組んでいる姿を称賛しています。特に、工藤さん夫婦と土岐彰寿さんの事例が紹介されています。彼らの蜂蜜酒と林檎酒への情熱が地域に根付く姿は、読者にもその情熱が伝わってきます。

さらに、エッセイの中盤で、筆者は歴史的な繋がりに気付き、驚きを隠せません。京都のリノベーション、和食料理人脇宮盛久さん、そして青森の赤い林檎酒という一見無関係な記事が、実は歴史的な背景を通じて繋がっていることが明らかになります。明智光秀や細川ガラシャといった歴史的な人物との関連が浮かび上がり、筆者自身がその発見に驚愕している様子が伝わります。

また、エッセイの最後には、偶然の繋がりがもたらす「不思議な縁」に対する筆者の驚きと感動が強調されています。歴史的な繋がりが「赤い糸」で結ばれているかのような表現が、全体のテーマを一層引き立てています。

このエッセイを通じて、筆者は「ご縁」というものの不思議さ、そしてその背景にある歴史的な繋がりを深く掘り下げています。また、歴史と現代が交差する瞬間を描写することで、読者に対して偶然がもたらす意味深い繋がりを感じさせることに成功しています。筆者の感情が文章を通じてしっかりと伝わり、読者に対しても共感を呼び起こす、非常に感慨深い内容となっています。

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