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西田親生のお散歩カメラ

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Nikon党の西田親生のお散歩カメラです。1999年に、デジタル一眼レフカメラの魁であるNikon D1を入手してからは、取材用機材は殆どNikonに染められています。レンズは、…
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Shooting scenery...captured by D&L Assistant Photographer

 お散歩カメラだったり、本格取材だったり、今まで何回シャッターを切ったのだろうか。数年前までは、多い時は毎週5日間はあちこちを歩き回っては、シャッターを切っていた。  特に、熊本地震前は、取材ランチを熊本ホテルキャッスルで食し、その後、大天守までの高い階段を重いカメラを担いで登り、2キロほど歩き回っていた時期もあった。足腰の鍛錬と言えば聞こえが良いが、結構辛くもあり、楽しくもあり。  ところが2016年4月14日、16日の熊本地震により、日頃の足腰の鍛錬の為の「熊本城郭巡

八景水谷の野鳥たちは元気一杯

 今日は雪が散らつく、寒い熊本市内。午前中は屋根に雪が積もっていた。午後から雪が降り止んだ頃を見計らい、八景水谷(はけのみや)の湧水池やその周辺で遊んでいる野鳥を撮影することにした。  兎に角、寒い。あまり寝ていないので、重たいテレフォトレンズ(150-600mm ズームレンズ)を抱えて歩きながら撮影すると、腰が痛くなる。公園内は落ち葉が芝生を覆い尽くしており、余計に歩き辛い。  以前と比べれば、この時期の野鳥の数は激減しているようだ。多分、対岸の法面工事でコンクリートの

トロピカルプランツの横で暖を取る

 本日の取材ランチがパン食だったので、熊本市動植物園駐車場に車を停め、車外に出て食べることにした。僅か十数分だったが、陽射しはあるものの、風が冷たく体が冷え切ってしまった。  よって、同園の「植物の休憩所」のビル内に入り込み、暖を取ることにした。冬なので、トロピカルプランツの肥料やカンムリバトなどの臭いは強く感じられず、コタツに足を突っ込み温もるように、とても心地良かった。  トロピカルプランツは元気一杯とは言い切れず、この冬をそれぞれに過ごしているようだが、底冷えのする

カンムリバト&オウギバト(熊本市動植物園)

 熊本市動植物園の植物園側にある「花の休憩所」。その中に、トロピカルプランツの中で、写真上のカンムリバトと写真下のオウギバトが間借りしている。また、天井付近にナマケモノがいるという不思議な空間である。  本日は、筆者主催の「Well Done Cross-media」の撮影会を同園で開催したが、外気は冷たく、結局、「花の休憩所」の中のトロピカルプランツを含め、順路を辿りながらシャッターを切っていった。  驚いたのは、「花の休憩所」の中に石油ストーブが置かれていたことだ。お

孔子公園から竹迫城跡公園へ

 花を探して歩き回るが、花がない。あっても、しょぼしょぼしている。サザンカは咲いているが、手入れが悪くボロボロの状態。  これまで孔子公園の花壇は毎日のように手入れしてあったように記憶しているが、今は、以前のような手入れの跡が見られない。  湧水の水路は底浚いされておらず、せっかくの美しい水が濁っている。水中の鯉の姿もぼんやり見える。  結局、同園のメインの建造物を湧水、そしてボロボロになりつつあるサザンカを撮影して、移動することにした。  移動先は、竹迫城(タカバジ

1日に12本の記事を書いて、爆睡していた。

 昨年、1日に13本の記事を書いた(2回)のが最多記録だったが、昨日からは1日で12本の記事を投稿したことになる。  口癖となっている「頭の中が散らかった人」(他者評価)として、思いつきにて、キーボードを叩きながら書き綴るエッセイやコラム。  最近は、読者さんとコメント欄でコミュニケーションを交わしたりで、すこぶる楽しい執筆活動ができている。  ただ、外界が寒く、被写体を見つけるのが困難なために、取材活動が疎かになっているのが気になるところ。  しかし、巷では、インフ

取材ランチ・・・Foody Oneで購入

 Foody One(鶴屋百貨店アンテナショップ)の弁当を物色していた。今日は寒くはないが、車内で食す弁当は、温めて食べたいものである。  よって、写真のように、ハンバーグ弁当をゲットした。同店の電子レンジを使い、700Wで1分40秒。ホカホカ状態として、目的地へ運んだ。  取材現地駐車場に車を停めて、取材ランチを楽しむことに。塩味は抑えてあるので、食べやすかったが、日頃食している「若菜旬彩」の弁当とは異なり、可もなく不可もなし。  右手前のものが、やたらに塩味が強く、

静寂に包まれた朝

 大晦日の早朝、今年最後のオフィスのゴミ出しを行なった。少々フライング気味の時間帯であったが、雨が降りそうなので(既に木々や地面は濡れている)、いつも車で運ぶところを、両手にゴミ袋をぶら下げ、長い階段を下りていった。  途中、階段の右手に、振興住宅ならではの小さな公園がある。街灯が1つポツンとその足元と周囲を照らし、木々に付着した無数の小さな水滴を僅かな光で照らしている。光の回り込みにて、暗がりでも木の枝や水滴がすこぶる立体的に映る。  ゴミ出しを完了し、再び、オフィスま

クリスマスイヴの八景水谷公園

 今日の八景水谷公園(熊本市北区)は風が冷たく、擁壁工事が入っており、いつもの野鳥が激減していた。  これまでは、同公園は熊本市第一号上水道の歴史を持ち、その湧水の美しさは自慢であった。水の科学館という施設があるほどに、清らかな水が溢れんばかりの遊水池として人気の避暑地でもある。  ところが、湧水池対岸の擁壁工事が進められ、これまでの自然がなくなり、人工物のコンクリートが背景となり、景観がすこぶる悪くなってしまった。  この時期は、野鳥を狙って多くの写真愛好家が、カワセ

何故かサーバー室に鎮座する「景徳鎮」の布袋さん

 筆者の実家に昔からある景徳鎮の布袋さん。多分、100年以上前のものと考えられるが、七福神の一人でもある。  若くしてこの世を去った母が、「イラッとした時、この布袋さんの頭を撫で撫でして、心を穏やかに!」と言っていたので、断捨離対象であったが、とうとう捨てきれずに、オフィスのサーバー室に置くことにした。  既に、サーバー室に鎮座して30年ほどが経つが、最近は、カメラとレンズの組み合わせチェックをする時に、試験的な撮影に使っている。色味やグラデーションなどを見るのには、とて

上内田川・・・真鴨のつがい

 そろそろ野鳥のシーズンである。写真愛好家にとっては、超望遠レンズを持ち出し、毎年やってくる渡り鳥にレンズを向けて、パシャパシャ。  野鳥を撮影する時、気になるのが水辺の環境である。このように澄み切った小川で緩やかな流れのところで撮影するのは、とても心地良い。  彼らにとっては温かいところへ舞い降り、水が美しく、餌も豊富となれば、天国のようなものである。  しかし、我々はカメラを手持ちにてずっと待っていると、体は冷え切ってしまう。彼らの羽毛は暖かそうで、水を弾く。我々も

午前五時の月

 熊本市内は、まだ暗い。  西の空に浮かぶ、月。  十三夜?  金星が左側にあったが、撮れない。  まあ、こんなエッセイもよかろうかと。(苦笑) ※撮影機材:Nikon D500+Sigma 150-600mm

旧細川刑部邸・・・盗撮・・・土塀の向こうは?

 本日は、筆者主催「Well Done Cross-media」の撮影会であった。先ずは、宇土櫓解体工事現場を目指し、城内へ。(以前の記事参照)  駐車場は旧細川刑部邸駐車場(有料)へ車を預け、二の丸公園北側から入り、戌亥櫓から加藤神社、そして宇土櫓解体現場の前に到着。  更に、二の丸公園を出て、旧細川刑部邸や熊本市立博物館裏側まで足を運んだが、旧細川刑部邸は休園中であり、熊本地震復興工事に入っているために、邸内の紅葉を撮影するのは困難であった。  紅葉のグラデーション

解体工事に入った熊本城「宇土櫓」へ

 熊本城といえば、大天守、小天守、そして宇土櫓。その他、戌亥櫓、未申櫓、飯田丸五階櫓などの中でも、宇土櫓は、唯一、西南の役で焼失せず、現存していた貴重な櫓である。  昭和初期には国宝指定を受けていたことなど、物の本で読んだこともあり、熊本城内の石垣でも一番高い石組み。加藤神社入り口右手前から超ワイドレンズで捉えると、すこぶる魅力的な美しさを誇っていた。  熊本地震(2016.14、16)により、城内の櫓や石垣が崩壊し、大打撃を受けた。しかし、場内最古の櫓である宇土櫓はかろ