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西田親生の辛口コラム

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世の中は理不尽なる事象が多い。燕雀であるより、呑舟であれ。常に自然体にて威風堂々と、気配りは繊細に。胸襟開いて語り合える心友との出逢いは、善き人生の道を拓く。改革は、若き人たちの…
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#ICT

自分スタンダードの常識ほど非常識なものはない。

<茶碗の持ち方、箸の使い方>  身近なところから語れば、茶碗の持ち方や箸の使い方。礼儀正しく使える人は極稀である。幼い頃から教えられていないところを曝け出し、社会人として公然と赤恥をかいてしまうことになる。

¥300

iPhone機種変更によりドコモメールが使えない!?

 一昨日、ドコモの取次店(大手量販店)にて、iPhoneの機種変更を行った。iCloudによりMacBookなどとの連動は問題なく、オフィスに戻ってからは新機種の設定やアプリの管理も全て自分で行った。  しかし、何かおかしい。ドコモメールのメールボックスが見当たらないのである。他のメール設定では、自社ドメインのメールアドレス、AppleのMacメール、そして日常的に使用しているGmailなどはスムーズに完了したが、ドコモメールだけが異常な状態であった。  調べてみると、ド

人工の調味料や甘味料、着色料など必要不可欠なのか!?

命をつなぐ食人工の調味料や甘味料、着色料など必要不可欠なのか!? 「命をつなぐ食」をテーマに、「ホテル文化と食文化」を専門とする筆者としては、人工的に生成された調味料、甘味料、着色料など不要ではないかと考える。  体裁を考える日本人の拘りと言えば聞こえは良いが、所詮、似非としか言いようがないものが、世の中に蔓延っている。  昭和を思い起こせば、チクロ(砂糖の30〜70倍の甘味)が砂糖の代替品として使われていたが、発癌性が高いものとして使用禁止となった。  また、かき氷

SNSにおけるブロック基準

 SNSが世界を席巻し、善きも悪しきも、我々の生活になくてはならぬコミュニケーションプラットフォームとして進化を続けている。しかし、完全無償でサービスが開始されたものの、広告減などの影響なのか、有償サービスを展開するところが出てきており、SNSの形態が徐々に変わりつつあるのが現状である。  そのSNSであるが、従来の固定電話や携帯電話通話などの常識を覆すほどに威力を増しており、近い将来、固定電話や携帯電話通話料など、国内を見回すと、このままの基本料金や通話料金、パケット料金

公式サイトが見違えるようになった

 昨年、他県の大手食事処のコンサルティングに着手し、まず最初に、公式サイトにメスを入れることにした。以下の内容にて検証し、それを全て改善するのが目的であった。 1)公式サイトのアイキャッチと操作性について  ・アイキャッチも、掲載されている写真も質が良いとは言えない。 2)SNSとの連動について  ・SNSが数年間止まっており、更新されていない。 3)Googleの「ウェブサイト」のリンクについて  ・Googleの「ウェブサイト」が他の飲食専門サイトにリンクされている。

フォロワーが800人に・・・

 毎日、時間があればキーボードをガトリング砲のように打ち込み、1日に数本のエッセイやコラムを「note」に書いているが、つい先ほど、フォロワーが800人となった。めでたし。  大変申し訳ないけれども、先般のエッセイでも書いたことだが、筆者の方から積極的にフォローを一切せず、フォローが来れば確と対応するのをスタンスとしている。理由は、先般申し上げた通りである。  「note」利用者全体を見れば、筆者のフォロワー数は少ない方であると思う反面、質的には高いのではないかと自負して

夢への執着・・・夢を諦めた瞬間に全てが消える

 起業という旅は、未知への一歩から始まる。筆者は、インタラクティブ・マルチメディアの可能性に賭け、熊本という地方都市で先端技術を駆使したビジネスを立ち上げた。この決断は、想像を絶するリスクとストレスを伴ったが、諦めずに突き進むことで、見えない敵との戦いではなく、自己との戦いであることを学んだのである。 <初期の挑戦>  初期段階では、天から星が降るかのような夢と期待で満ち溢れていた。しかし、現実は厳しく、先端技術の導入には莫大な費用が伴うことに。3D CG専用マシンやイン

助言を受け入れる姿勢が進化をもたらす

 筆者は新聞社を経て起業し、数多くの経営者と交流してきたが、彼らの中には助言に耳を傾ける姿勢に大きな差があった。具体的には、助言を受け入れる姿勢を持つ人と、初めから否定的で懐疑的な人とに大別できる。  特に、1994年の秋に商用インターネットが日本に上陸した際、地方の経営者たちの反応に興味深いものを感じたのである。通常、新しいチャレンジに積極的な経営者たちは、輝く目をしており、インターネットという新たなメディアに高い期待と関心を抱いていたのであった。  しかし、一方で、「

「note」、1年間で20万ビューを達成!

 2023年1月11日から本日までの1年間のアクセス状況を見ると、全体ビューが20万件を超えていた。素直に嬉しく、有り難い。  因みに、1年間のベスト3は、(1)「Nikon Dfの後継機?であるZfが登場!」、(2)「あなたの我流Macでは、勿体無い。」、(3)「不器用な人ほど、プロになれる。」となっている。  特に嬉しいのは、ベスト3のエッセイは、昨年の6月以降に掲載したものばかりであり、短期間でそれぞれ(1)2,829件、(2)1,001件、(3)935件と、ほぼ1

本当の儲け話は、他人に話さず。

 SNS上で、楽して儲けたとか、楽して儲かるぞとか、そんな軽いタッチの呟きなり、記事なりをよく見掛けることがある。  商業ベースのインターネットが日本上陸して29年経つが、特にネットの時代となり、そのような書き込みやブログ、記事などが横行しているように思えてならない。  それが本当の儲け話であるのならば、他人に話さないのが鉄則である。そんな神様、仏様のように寛容で、儲け話をビジネスライクにシェアする人がどこにいるのかと、つい見回してしまうのである。  結論から申し上げる

あなたの危機管理は大丈夫!?

 今朝、知り合いが、Facebook上で妙なメッセージが飛び込んできたと言う。聞けば、日本人に成り済ました外国人女性のようで、明らかにメッセージの日本語がおかしなことになっている。間違いなく、フィッシング詐欺の前準備のように思えてならない。  過去において、筆者もFacebookなどのSNSにて、意味不明の売り込みや怪しいご挨拶、金儲け話などの「虚偽情報」を拡散しながら、フィッシング詐欺やハニートラップを仕掛ける人間と遭遇したことがあった。  筆者がネット事業を開始したの

動かぬ公式サイトは、無駄な資産。

 1994年秋、商用インターネットが日本に上陸した瞬間、筆者は先進性を持ち、未知なる領域に挑戦することを決意した。よって、熊本県初の公式ポータルサイト「The Rosetta Stone」が1995年8月22日に誕生することに。  それから既に4分の1世紀以上が過ぎ去ったが、これは筆者や仲間が地方におけるデジタル革命の先駆的役割を果たし、デジタル時代の変革を牽引してきた証であると自負している次第。  1995年にポータルサイトを構築した当時、筆者はクライアントに向けて「健

最近のバーチャルワールドに進化は見られない。

 仮想現実世界で話題となったのは、2007年に日本上陸を果たしたSecondLife。当時は、パソコンの機能およびネット回線の速度がネックとなり、SecondLifeのハードルは高かった。  それでも、SIMに住まい、学校を作ったり、現存する建造物やスタチューを建造したり、また、車や戦車を走らせ、時にはヘリコプターも飛んでいたのが、SecondLifeである。  SIM内にはビッグビジョンを取り付け、世界陸上などのライブ中継を、仮想現実世界にて放映していたのである。  

出来が悪いと自虐的になるくらいなら、3年で『プロ並み』になってみろ!

 以下は、実話である。筆者が得意とする『人を育てる(能力開発)』において、過去最高に苦労した教育指導の一例をご紹介したい。 <知人の娘を預かる>  或る日突然、知人(一部上場企業の課長)から「うちの20歳になる娘が出来が悪く、何とかならんですか!?」との相談があった。大変失礼ながら、見た目もオーラも美麗とは言えず、上品で聡明な感じを全く受けぬ娘だった。  最初は知人の頼みを断るつもりでいたが、知人の真剣な目に頷き、預かることにした。3年以内に大卒程度のレベルに引き上げる