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【無料】感想文:伊坂幸太郎「777」:2025.02.15

こんにちは、Chikaです。
今日のみちくさ日記は、先日オーディブルで読んだ?聴いた?「伊坂幸太郎の777」について書きます。
今後も読書感想文投稿していきたいと思います。
※ネタバレ含みます。

伊坂幸太郎作品は久しぶりに読みました。
大学時代は死神シリーズ、殺し屋シリーズをよく読んでましたね〜

今回の777は、殺し屋シリーズの最新作です。
舞台はホテル
いつもの伊坂作品同様に、各キャラクターごとの主観ストーリーがパラレルに進みます。

僕はこの伊坂幸太郎システムが大好きです!
漫才で言うところのシステム漫才に似た快感がありますよね。
伊坂幸太郎作品は、このパラレルシステムキャラデザによって構成されると思っています!

777では、マリアビートルの七尾が再登場します。
憎めないキャラですよね。

僕が伊坂作品で毎回楽しみにしているのは、
各登場人物の善悪の基準と、その相関関係によって各登場人物から発せられる言葉です。

殺し屋シリーズはそれが顕著だと思ってます。

今回は、
「こういう人って、こうだよね!」
という、誰もが潜在的に感じている善悪判断の一つが裏テーマにあるのではないか、と感じました。
これはアンコンシャス・バイアスとも言われます。

それに対して、本作中では、
良い発言をしている人が、実は悪人
悪人と噂されている人が、実は正義の人

として描かれています。

読みながら、ハッ!っと気付かされる瞬間が度々あるのが、好きです。

そして、登場人物が言う名言シリーズ!
毎度いい事言ってますよね〜
今回の優勝は、必然的にこれですよね!

梅の木が、隣のリンゴの木を気にしてどうするんだよ。
梅は梅になればいい。
リンゴはリンゴになればいい。
バラの花と比べてどうする。

わかってはいても、知らず知らずのうちに他者比較しちゃってますよね、、、
このみちくさ日記も、周りの優秀な人に比べて自分はできない人間だなぁ、と思ってたところから、
もう自分の得意なことに全力で行こう!!
という気持ちで始めた投稿なので、
この言葉は、めっちゃわかるぅ〜〜!!と聴きながら感じてました。

奏田(ソウダ)と高良(コウラ)から発せられて、
七尾が受け取るのも感慨でした!

777は他の殺し屋シリーズよりも、格闘シーン多めに感じました。
今回初めて伊坂作品をオーディブルで読んだので、より格闘シーンの脳内再生がリアルでした!
伊坂作品をオーディブルで聴くのおすすめです!!

さて、初めての読書感想文投稿でしたが、いかがでしたでしょうか。
バラバラと思った事を書いてしまいました。

今後も色んな作品やビジネス本などについても書いていきたいと思います。

コメントで皆さんの読書感想もお待ちしてます!

では次回の日記をお楽しみに〜

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