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『獣になれない私たち』をみた感想


空前の野木亜紀子ブーム、、ではないのだが
放送中のドラマ『海に眠るダイヤモンド』を見始めたらふと、野木さんの作品を見てみようかモードに入り、3本目。
※本当は『アンナチュラル』の感想をあげたいのだが、次々に見てたらアウトプットする前にだいぶ忘れてしまったので改めてみて思い出さねばという「消化モード」
良くないなぁと思ってはいる。

本題に入って、こちら↓

ドラマ放送された頃はまだ大学生で、
登場人物の本当の意味での気持ちというのを理解はできてなかったように思う。
ただただガッキーかわいい、晶(ガッキーの役)がかわいそうや!!と思って見ていた気がする。

6年経って見てみると、
物語初期の晶に対して恒星(松田龍平)がキモいと思っている気持ちがよくわかる。
友達になれるのか?同僚でいたらどうか?と考える。
でもキモいと言われるような振る舞いをし続けなければ自分が保てなかったり、
人間の脆い部分っていうのもすごくよくわかるから、一概に理解でないという気持ちにはなれないのだ。
つまりこれは大人のためのドラマだったんだなーというのが29歳の私が思う第一印象だった。

晶は物語の後半で、吠えまくったり、自分のために人生の選択をするもののやはり周りの人たちのために動いてばかりな晶なのだが、印象は最初と随分変わってみえた。


2018年→2024年
6年ってあっという間で、時代の変化も凄まじくその間で変わったことってたくさんある。
現実の自分も、まわりも、世の中も。
けれど一方で時代の変化に対しての現実って言うほど追いついてなくて、変わってないことも実は結構あると思う。
ドラマ放送時ともいろんなことが変わっているけど変わっていなくて、
だから同じように悩む人もいなくなったようでやっぱり確かにいるのだと思う。
上手く言えないのだが...。


爽快感!という感じのドラマではないけれど、今の年齢で改めてみることができて良かったと思う。

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