「ていねいな暮らし」ができない
さいたまから、愛媛に移り住んで4年。相変わらず、ていねいな暮らしができていない。
子どもを3人育てていることが理由の1つかもしれないけれど、とにかく季節に追われているのだ。
今は青々と茂った草たちと格闘し、すももとキャベツを食すことに追われている。
そういえば、冬は大根と白菜を食べることに追われていた。大根がうちに6本あることもあって、切り干し大根づくりにもいそしんだ。同時にキャベツや白菜が2玉ずつあったことも付け加えておこう。
少し前、食べきれずに冷凍していたタケノコを解凍して、タケノコご飯を食べていたら、マダケが届いた。あまりのタイミングの良さに笑ってしまった。感謝!
食材は回っている。今はきゅうりが6本家にある。
こうして季節に追われているから、ボタンがとれた娘のワンピースもそのままになっている。
このあとは、そろそろいい頃合いのじゃがいも堀りや、その畝を利用したさつまいもの苗植えが待っている。
あぁ、梅シロップも紫蘇シロップもつくれていない。こうして、気づいたら1年経っているのだ。
でも私は、食材や周りの人たちからの気持ちにあふれたこの生活が大好きだ。
田舎暮らしの醍醐味は、「おなかいっぱい食べるものがある」という絶対的な安心感に包まれることなのかもしれない。
そして、その食べものの向こう側には大好きな人たちがいて、さらに向こうには、大好きな田園の風景が広がっている。
これからの季節はきっと、夏野菜に追われるのだろうけど、この生活を味わい尽くしたいと思う。
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