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森の端っこで見つけた昆虫たち1
薄暗い森の中よりも、森の端っこの明るい場所のほうが昆虫たちに出会いやすい。もちろんどんな虫を探すかによるんだけれども。
太陽が照って、風のない日はいろいろな種類の昆虫を見つけることができる。生きてる虫はすばしっこくてなかなか写真を撮らせてくれないけれど、ぼくだってがんばっちゃうもんね、人間の意地見せちゃうもんねというわけで少しだけ収穫があった。
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テントウムシは実に種類が多い。ナナホシテントウやナミテントウといったメジャーどころ以外にも様々な模様で様々なサイズのテントウムシがいる。共通しているのは、どんなテントウムシでもみんなかわいいということである。
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葉の上に力いっぱい手足を伸ばしているキリギリスの幼体がいた。こうやって身体を伸ばして葉に擬態しているつもりだろうか。バレバレですけど。触覚が身体の3倍ちかくある。
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蟻とアブラムシの関係はまるで人間と牛であると思った。アブラムシは蟻にとって家畜同然なのかもしれない。
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体長5ミリほどの小さなゾウムシが何匹もいる。交尾しているのもいる。カメラを向けるとみんな逃げてしまったが、1匹だけ顔を出したのがいた。横からみるとバクそっくりじゃないかと思った。
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全身メタリックグリーンに輝くハエがいた。そいつは超合金でできていた。
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最後は美麗種、アカガネサルハムシさんで締めくくりたい。
ハムシも非常に種類が多いが、こいつは一、二を争う美しさを誇る。美しい甲虫といえばタマムシが有名だが、あちらはめったに遭遇しない。しかしこちらはそこら中にいるときた。もしこいつがタマムシ並に大きかったら昔から珍重されたに違いない。
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