その多様さにしびれた。
菊芋の茎にナミテントウを見つけて、そしたら蟻もナミテントウを見つけてちょっかいを出してきた。菊芋にアブラムシはいないのだけど、蟻にとってテントウムシは邪魔な存在らしい。
ナミテントウは手足を引っ込めて防戦の姿勢を崩さないでいて、さすがの蟻のアゴもナミテントウのツルツルボディには歯が立たないようで、しばらくして諦めて去っていった。
ナミテントウは蟻がいなくなったのを見届けるとまたもぞもぞと歩き始めた。
ぼくはその様子を眺めていて、同じ昆虫なのに姿形がまったく違うその多様さにしびれていた。もちろん哺乳類だって全然違うのだけど、昆虫の場合その全然具合がぶっ飛んでいるように感じるのである。
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