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在宅医療について考える2
こんにちは、前回の続きです。
これからの時代に在宅医療を広げていきたい!
でも、問題はたくさんあります。
医師の拘束時間
在宅診療を開業する上で避けられないのは24時間365日対応が可能な状態を作らなければならないということです。もし1人の医師で開業すると、日中は診療、夜間や休日はいつでもオンコール(急変などの連絡があれば診察に行かなければならない)となり、非常にハードになってしまいます。
しかし、2.3人集めたところで3日に1回は精神的にゆっくりできません。10人集めれば10日に1回のオンコールで済みますが、10人の医者を集めるとなると給与の支払いだけでも大変で、開業へのハードルは高そうです。
医師の偏在、医師不足
日本では医師不足が問題視されていますが、それ以上になかなか改善されないのが医師の偏在。都市部には医師が多いが、地方には少ない。医師の数を増やしても元々医師数の少ない地方ではなかなか医師は増えません。
東京や周辺の関東圏では在宅診療の開業は増えてきています。一つは、医師を集めやすいことが挙げられます。オンコールはバイトの医師に任せるなど、1人の負担を軽くすることができます。
一方、関西圏も含め、地方ではまだまだ発展していません。医師が不足している地域でどのように在宅診療を広めていくか、が課題だと思っています。
医師不足の地域で在宅診療を広めたい
オンライン診療と在宅診療の組み合わせで、医師の数は少なくても診れる患者の数を増やせるのではないかと思っています。まだ具体的なアイデアはありませんが、これからのテクノロジーの発展を見据えて、使えるものは使い、新しい仕組みをどんどん取り入れられたらいいなと思っています。