そーたぼん(弟)
「ちーちゃんは、自慢のお姉ちゃんて感じじゃなくて、憧れの人! 」(手紙より)
今日は久々に日記をお届けします。
弟と2人でご飯に行ってきた。はじめて
仲悪くないんだけど、いつしかギスギスのおうちの中で2人の会話も減ってた
真反対の2人だから、家族に対する考えも少し違くて
どうにかみんな幸せであれ
とたかーい理想をもってがんばっちゃった私と
早くからもう変わらないよ
と諦めてついでに自分自身のことも諦めた弟
私が家族をよくしようと思ってする行動は、弟にとって無駄なことでしかなかったりして
弟の諦め癖にまで、口を出し始めた私の言葉なんて、届いてなかったのかー
とやっと気づいたのは23歳の終わりころだった
24歳の誕生日、弟にご飯に誘われた
よくよく聞いたら、お母さんに1万円もらったって
お母さん、、
となったけど、もらったものはしっかり使わせてもらった。
シェイシェイ
それでね、帰りに手紙もらったんだ
うれしかったあ
それだけで嬉しいのに、中にはびっしり文字が書いてあった
私が長い手紙あげることあったけど、弟からちゃんとかえってきたのははじめてで、
読んでまたびっくり
ちゃんと自分に向き合って、家族にも向き合おうとしている、弟の姿がそこにはあった。
弟ももう大学1年生。いろいろ考える時期なんだろうなぁと
安心したり、少しまた心配になったり
でもね、同時に少し悲しくもあった
私はもう24になっていて、高校生とか大学生で感じていた苦しいとか葛藤、とかから逃げる方法を知っちゃったから
楽だけど、苦しいは減るけど、
心が震えない
この感覚にまだ当分、慣れそうになくって
何なら、慣れたくなくて
心を震わせて一生懸命に何かに向き合いたい気持ちと
もう何かに向き合って傷つくのはごめんだよ、と逃げたい気持ちが混ざって
ちょっと訳分かんない
だけど、今日は確実に楽しくて、弟といっぱい話して食べて、歌って、
ぜっっったいになくしたくない、手紙までもらった。
ちゃんと心はよろこんでて
そんなに震えてないかもしれないけど、めっちゃ嬉しいから
大丈夫だよ〜〜って
言い聞かせて、ひさびさに涙でてきて
おさえてたもの、ぼーんと解き放った
こんな日も必要だよね
2023.9.25