26歳、マンション買って1年

こんにちは、ちーろってぃです。
普段は、世界の平和を守るサイバーセキュリティのお仕事をしています。その傍ら、IT技術を駆使して世の中の役に立ちそうで役に立たない、少し役に立つツールを生産しています。

マンション買ってもうすぐ1年経つので

今の気持ちを徒然なるままに残しておきます。

どんなマンションを買ったか

あまり東京寄りではない埼玉の、今の時代だったら結構安い新築マンションの4階3LDK。70㎡以下なので狭め。駅徒歩10分以上。それでもマンションは3000万円くらいで買えるものだと思っていたので、大幅に足は出ています。

なんで買ったか

正直、あまり理由はありません。
ちょうど同時期に結婚しましたが、結婚が理由というわけでもありません。当時今と同じ最寄駅の新築の綺麗な賃貸に住んでいたので、特に住居に困っているわけでもありませんでした。むしろ(特に夫は)YouTubeの知識で「持ち家は良くない！損だ！」と思っているようなタイプでした。

きっかけはポストに入っていたチラシ。近所に新しく建つマンションマンションのモデルルームを見に行くとタリーズのお土産セットがもらえたので、それに釣られて全く買う気はないけど話を聞きにいき、見事タリーズのお土産セットをゲットしました！

でもやっぱり営業トークはすごい。全く買う気がないけど欲しくなる。当時1LDKで家賃等々12万円近く払っていたので、「もったいない！」「月々払う金額はもっと安くなりますよ！！」「この部屋すぐ売れちゃいますよ！！！」と持ち上げられ。「今年結婚式があるので…」と言うと、「結婚式が終わったらお金が入ってくるんですか？家を買う人の方が計画的にお金を貯めてますよ」と。確かに… 危うくその場で契約しそうになりましたが、営業の人がいない間に夫に諭され冷静になり、その場は切り抜けることができました。

しかしそれからというもの、そのマンションが気になって気になって…散歩と称して見に行ったり、外観を眺めてうっとりしたり、写真を眺めたり…
最終的には持ち家反対派だった夫の方が我慢できなくなって、2回目にチラシがポストに投函されたのを機に(次はハーゲンダッツを餌に)再来店し、契約してしまいました。(でもハーゲンダッツは初回来店の人しかもらえなかった…しょんぼり)

買って良かったこと

キッチンは大幅に広く、使い勝手が良くなりました。といっても恩恵を受けているのは料理好きの夫で、私は逆に広くてガスコンロになったキッチンで喜んで料理をする夫に任せて全く料理をしなくなりました。でもお皿洗い担当としては備え付けの食洗機は重宝しています。

そしてあったかい。前の家も新築アパートだったのであたたかかったですが、1階で午前しか日が入らなかったのとは比べ物にならない日当たり。地味にありがたいのが床暖房。冬はエアコンなしで電気ミニ暖房とたまの床暖房で乗り切れそうです。

それからコンセントの位置。ちょうど欲しい位置にいい穴があるんですよこれが。マンション買う前は全然意識してなかったけど、現代人は結構大事ですよこの観点。

そしてありきたりだけど備え付けの収納の多さ。狭い家だけど、私たち夫婦はものが少ないので現時点でちょうど2部屋分物がほとんどなく人が住まない空間ができています。タンスなど余計な家具を置かなくていいから、部屋は狭くても狭苦しい感じになっていないのがお気に入りです。むしろ人を呼ぶと「…引っ越したて？」と言われるほど殺風景なので、改善したくもありますが…

不満

いちばんは洗面所のドア。洗面所側に押し戸になっているのですが、ドアを開けると洗濯機が開けられない。洗濯物を出している時にドアを開けられてぶつかって何度ケンカになったことか…ここだけはなんとかしてリフォームして横開きにできないかなあと思っています。でもコンセントの関係でちょっと難しそう。いいリフォーム方法を知っている方がいたらぜひご提案ください。

あと、電車通勤人間には地味に厳しい駅徒歩10分以上と勤務地東京からの遠さ。車通勤の夫の勤務地に合わせたので、私は2時間通勤です。これに関してはどうしようもないことですが、私は週の半分は在宅勤務であるのと、朝夕夫が駅まで送り迎えをしてくれるので(感謝)ある程度は許容できています。たまに歩く時は運動！老後まで足腰強くいるぞ！！と思えば今のところはやり過ごせています。それに2024年2月末から勤務地が変わり、通勤時間が大幅に短縮されるのも偶然ですが良かったです。

それから景色。私たちの住む4階も山が見えて季節によっては日没も見えてそこそこ綺麗なのですが、残念ながら富士山が見えず…お金があってあと2階高いところに住めたら見えるらしいです。でもきっと毎日見てたら飽きちゃうだろうな！富士山はたまに見えるから綺麗なんだ！と自分に言い聞かせています笑

まとめ

不思議なことに人って、家を買ってしまうとどんな家でも「この家を買って良かった！」と思う生き物なんです。高いですもん。ウン千万出して「自分の選択が失敗だった」なんて思えません。

いろいろ不満はありつつも、今の時点で私はマンションを買って本当に良かったと思っています。毎日家に着くと(ぶっちゃけ見た目は客観的に見てそんなにカッコよくないと思うけど)「私の家だ！素敵！」と嬉しくなります。酔っ払ってるときはマンションを抱きしめます。マイ・スイート・ホーム。

月に払う金額は賃貸より少なくてもなんやかんやでボーナス払いもあるから高くなってるけど、確かに営業の人が言う通り、ウン千万の借金があれば人は計画的にお金のやりくりをし始めます。結婚式も終わり、家も車もあり、仕事も順調で、貯金も投資もしている。あとは子供を迎えるのみ、という状態まで持ってくることができました。本当に恵まれています。夫も含めた周りの環境に感謝感謝です。言い方が悪いですが、隣人ガチャにも恵まれました。両隣と下にはお子さんがいるため、今後多少のことがあっても目を瞑ってもらえそうです。高いマンションではないので、うちと同じような気取らない素朴な住人がが多いのも良かったなと思います。

ただ、家の真価は子供を迎えた時に問われるものだと思っています。子供がいても住み良い家なのか、周りの環境は子育てに向いているのか。今後見極めてレポートしますね。

乞うご期待！

追伸

この記事をスマホで書いていたら電車で3駅乗り過ごしました…なんで…