悲劇のヒロインはいつ気づくのか。
私にもあった、悲劇のヒロイン時代。
どんなアドバイスも、でも・だってと言って聞き入れない時期。ああ、黒歴史。人を育成する番が私にも徐々に回ってきていると感じる中、どうしてもどうしても聞き入れてくれない人に遭遇。うーん。私のアドバイスした時間って。どうしたらいいんや。言えばいうほど、殻に閉じこもるかのように、ああ、話聞いてもらえてないな。理解してないな、理解しようとしてないな。って思う。
そうなのよ、その時期、自分の精一杯で一生懸命やってるのに、アドバイスをされると、「いやそれもうやったしな。」ていうアドバイスばっかりだったりするのよ。それは分かるし、認める!だけどさ、考えの深さというのが、アドバイスする側とは多分違うわけ!だからアドバイスされてるの、あなたは今。
それなのに、それをそんなに無表情で、ただやり過ごすように聞かれた日には、その状況からまた説教する羽目になって、それはさ、言う方だって結構辛いし、面倒なわけよ。
そうなってくるとさ、やっぱり言われるうちが華というか、言われているうちに、気づかないと、結局もうこの人には期待できないな、言っても無駄だなって思って、それ以上何も言ってもらえなくなる。言われるっていうことは、何かが足りてないし、それは伝わっていないから、やっていないことと同じなのよ。
それでじゃあ、悲劇のヒロインはいつ気づくのか?という問題。
私の個人的な見解としては、自分の身内以外に言われるとすごーく染みる。しかも、こんなことしてませんか?あんなことやっちゃってませんか?こういう人どう思いますか?というリストに上がっているタイプが自分に似ていれば似ているほど、やばいかも。私。ってなる。
だけども、それもまた、その場にいくかどうかという問題があって、自分で変わりたい!と思っている人は、そいういう師匠を見つけ出すことが多いけど、そもそも変わりたいとも思っていない人にとっては、そんなのも意識高くてお節介なんだろうな。
大人も子どもも共通しているのは、「できない」という思い込みが、本当にその人をその名の通り、できなくしているということ。
成功体験を積ませてあげるしかないのか。だから、今アドバイスをガンガンするのは、やっぱり効果がないのか。気づいてしまえば早いのにな…。困ったものです。
考えてやってみて、それで初めて分かることも多いよね。きっとね。だから、考えること、そしてやってみることをやめたらダメなんだな。
そこだけ、実行して、それで自分で気づいてもらえるなら、それに越したことはないけれども。
まあ、簡単にいくものではないよね。ゆっくり焦らずに教えていけたら一番いいのにな。仕事となるとそういうわけにもいかないよね。それが一番困るね。