見出し画像

英語に親しむ

海外で生活を始め、現地校に通い始めたからって、それだけでペラペラとネイティブ並みに話せるようになるなんて嘘。「海外駐在?いいな。子供達、もうペラペラでしょ?」って簡単に言われますが、その影には、並並ならぬ日々の努力があるのです!

父親が海外赴任決まった後、帯同の可能性を考えて、幼稚園年長、小学3年生だった子供達は英語を習い始めました。年長男子はフォニックス英語から学び、娘はECCジュニアで。1年後の渡米となり、全く英語知識ゼロではなかったものの、完全アウェイな状態です。分からなくて泣いても英語で話しかけられ、日本人かと思って日本語で話しかけたら、韓国人で❓ハテナな顔。

LEGO Roboticなら、言葉分からなくてもレゴ好きな子供達は楽しめるかと申し込んだサマーキャンプ。英語が少しでも分かるようにと、日本人の英語塾キャンプで2週間勉強漬け。渡米が現地の夏休みスタートのタイミングだったので、早く慣れるためにとサマーキャンプを色々申し込んで、ペーパードライバーの私は、送迎頑張ってました。子供達も、海外引越し落ち着く間もなく、それはそれは大変だったと思います。

4th Gradeからスタートした娘は、本を沢山読んで年間で20〜25冊分のBook Summaryを書くのが課題でした。幼児向けの絵本から始めて、一体何冊読んだんだろう。一冊ごとにタイトル、登場人物、場所、時代、あらすじ、感想、みたいなことをまとめて提出。毎学期終わりにはどれか一冊の本を表現するArt作品を作ってプレゼンをする大プロジェクトがありました。すごろく、粘土作品、ポエム、ポスター、動画、ゲーム、表現方法は何でもいいのです。娘とチョコレートの本を読んで、カカオの実を作ったのが思い出されます。頑張ってカンペも作ったのですが、みんなの前で読むことが出来ず(自信のなさから、大きな声が出なかったようです)先生が代読したということ、後の面談で知りました。渡米してすぐの4th gradeは親子共に本当にしびれました。5thも、この年間課題が続きます。
これを経て、3段階評価1からスタートして、4thの年度終わりにはほぼ2と3にレベルアップ。EL(English Leaner)も卒業し、バイリンガルに?!  ミドルスクールではHonorsクラスに入り、6th, 7thはGPA 4.0を取るまでに成長しました。

1st Gradeからスタートした息子は、周りと一緒にフォニックスと、それを踏まえて単語の音をアルファベットで書くということを学校でしていたような気がします。当然のことながら、この段階では、綴りがめちゃくちゃな子がクラス内に沢山いて、少し安心した思い出があります。

この経験を通して、
英語の習得には、まずひとつ、多読が大切だと思います。小さいお子さんをお持ちの親御さんなら、幼い頃から英語の絵本を読んであげることで英語に親しんでいくのがいいかなと思います。
後は、英語に触れる時間を増やすこと。英語の歌、アニメや、映画、動画などで英語耳を作ることだと思います。

アメリカでは、日本のテレビをチューナーで見てる人も多かったのですが、我が家は英語オンリー。
Sponge Bob スポンジボブ
Curious George おさるのジョージ
PJ Masks 
Peppa Pig
後は、Netflixでポケモンシリーズも英語で(笑)見てました。

帰国後に通った帰国子女向けの塾でも、英語のニュースを読んだり動画を見る習慣づけがあり、日々の宿題として出されていました。
CNN、BBCなどの米英ニュース番組や、子供向けのTED-Ed, サイエンス好きならNational geographicなど、興味があるものを継続的に見ることをお勧めします。

息子がYoutubeで好んで見ていたものを紹介します。

  1. CNN10

  2. National geographic

  3. TED 

  4. TED-Ed

  5. Bright side 


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集