強依存
母はそんな環境から高校生の時に父に出会い
子供を一人か二人流産している
母は父がいないと生きていけない
好きで好きでたまらないという夫婦だった
それが強依存であると知ったのは
わたしが結婚してから
強依存
母は父にどれだけ罵倒されても父の見方をし、
父に見捨てられないように生きていた
わたしはそれが普通だと思い込んでいたから
夫婦は嫌い
結婚したくない
男怖い
が深層心理として常にあった
女はダメな生き物
働かないやつはゴミだ
という思い込みもこの時すでにあった
環境での刷り込み
"わたしが嫌いなわたし"にさらに働かないやつはゴミだ
女はダメな生き物という刷り込みも加算されている
結婚したくないと思う反面
結婚しないと家を出れないから早く結婚したいと思う矛盾も産まれていた
そんな矛盾を抱えたわたしは
大学一年の夏に初めて彼氏が出来て
三年間の大恋愛と勘違いをしていた強依存恋愛をした
環境による影響は見事に現れたんだと今なら思う
その三年間は相手の事しか見えない日々だが
その三年間は毎月別れ話を持ちかける三年間という
矛盾を産んだ
それは次に話す