旅行に行こう
我が家は、
夫、わたし、
10歳、8歳、6歳の男の子3人
の5人家族です。
我が子たちはわんぱく坊主たちで、
手に負えない日々を送っていますが、
3人とも、旅行にはかなり前向きです。
前のめりになるくらい、前向きなのです。
おそらくそれは、
3年前くらいから、
我が家が旅行の仕方を変えたからだと思っています。
みなさんは、1年前、3年前、10年前の旅行を
振り返ることはありますか?
うちでは、
かなり頻繁に、あのときの旅行を振り返る時間があります。
それは、行く前と帰ってきてからで
旅行を何倍も価値あるものにする工夫をしているからです。
ここからは、
【我が家の家族旅行のコツ】について
紹介していきます。
家族旅行を充実させるコツ
1.できれば2泊3日以上にすべし
中部地方に住むわたしたちは、
家から車で3~4時間以内の旅行先に出向くことが多いです。
半日ほどを移動の時間に充てると
1泊2日では物足りない旅になってしまいます。
2日目を丸一日遊びに充てるために
うちは必ず2泊3日以上の旅行をしています。
【スケジュールの例】
1日目: 移動 + メイン1~2個
2日目: メイン2~3個
3日目: メイン1個 + 移動
2.事前に予算を決め、行きたい場所や宿は子どもが決める。
昨今、「旅育」という言葉も出てきていますが
我が家も【旅行は学び】と子どもたちに投資する感覚で旅行をしています。
旅行を『連れて行ってもらうもの』ではなく
『自ら楽しむもの』とするために、
行きたい場所や宿を、子どもたちに決めてもらいます。
そうすると、
子「予算内で、2件行きたいホテルがあるんだけど、
どっちがいいと思う?」
わたし「どんなホテルで迷ってるの?」
子「一つ目は、バイキングが食べられるところ。バイキング好きだからここがいいかも。ごはんの写真を見たんだけど、すごくおいしそう!でも、クチコミで、焼き魚が冷えてましたって書いてある。魚は温かいほうがいいなぁ。」
子「二つ目は、お風呂の洗い場が畳になっているところ。洗い場が畳なんて、見たことないよ!濡れても大丈夫なのかなぁ?面白いから行ってみたいな。食事は地元の郷土料理だって。弟たちも食べられるかなぁ?」
などと、パソコンを見ながらみんなで考えます。
当日に、自分が選んだホテルに泊まると思うと、
連れて行かれるだけのホテルよりも、愛着が沸くものです。
そして、予算まで子どもたちに伝えることで、
金銭感覚が身に付きます。
行きたい場所も、ガイドブックやインターネットで
子どもたちが探します。
長男は小4で、
「自学」という宿題があります。
自分が興味のあることを調べてまとめることが
宿題になっているのです。
小4になると、社会で日本地図について習います。
「片道3~4時間なら、だいたい●●県か●●県に行けるよ」
と伝え、
自分の行きたい県と、そこの名産品、観光名所などを一緒に調べて
行きたい場所をノートにまとめました。
3.アクティビティを入れる。
これは、是非オススメしたいことです。
わたしたちは、昨年滋賀県に旅行に行ったとき、
たまたま日程が重なったので
「信楽陶器まつり」に行ってみました。
これが最高に面白かった!
たくさんの陶芸家さんの作品を、
一気に見て買えるイベントです。
旅行に行く日に、近くでイベントをやっていないか
調べていくと、面白いものに出会える可能性があるのでオススメです。
今年の夏、福井県に行ったときには、
東尋坊のクルーズ。
上から眺めるだけよりも、
船に乗って下から眺めると、
切り立った崖のスケールに圧倒され、
船に乗るというだけでも、楽しい経験でした。
石川県に行ったときには、
近江町市場で、食べ歩き。
岩牡蠣を初めて食べたり、金箔ソフトを食べたりしました。
早朝6時の兼六園は、静けさに心が満たされました。
アクティビティといっても、
なにも、ダイビングをしたり、
陶芸をしたり、
そういうことばかりではないのです。
見て回るだけじゃなくて、
☆五感を使って体験をする☆
☆初めてのものを食べてみる☆
☆見学する時間帯を、早朝や夜中にしてみる☆
☆乗り物に乗ってみる☆
そんな特別の経験が
思い出に残るのです。
帰ってからも幸せになるために
わたしは幼い頃、家族で旅行に行くと、
「食べ物を買って帰りなさい」
と言われていました。
理由は
物を買うと、邪魔になるから
です。
でも、今は、真逆のことをしています。
旅行に行ったら、必ず残るものを一つは買う。
滋賀県では、
信楽焼の気に入ったお皿を買いました。
朝ごはんでパンを食べるときに、
毎回、滋賀県の楽しかった旅行、信楽焼のたぬき、甲賀の忍者屋敷、彦根城、たらふく食べた近江牛のすき焼き・・・
を思い出します。
福井県では、
永平寺のお線香を買いました。
毎日仏壇にお線香をあげるたびに、
永平寺の修行僧、東尋坊の水平線、福井名物のおろしそばにソースカツ丼を
思い出すのです。
そして、子どもたちと、
楽しかった思い出を振り返り、
『また、あんな旅行がしたいね』
と、次の目的地への夢を膨らめるのです。