私のチャイへのこだわり

私は毎朝チャイを飲む。チャイとは、スパイス入りの甘いミルクティのことだ。ミルクパンに水を三分の1ほど入れ、丸ごとのクローブ、カルダモン、シナモンを一掴みづつ入れる。私のチャイへのこだわりは、そこに生姜をひとかけら入れることだ。ショウガもスパイスと一緒に煮立たせる。すると、冬の寒い朝は身体が温まるし、のどにもいい。

煮立たせた湯に色がついてきたころにアッサムティーの茶葉を小さじ一杯ほど入れる。湯が濃い紅茶色になってきたら、使う予定のマグカップに半分ほど牛乳を注ぎ、その牛乳をミルクパンに入れる。マグカップにはハチミツを大匙一杯ほど入れる 。チャイが沸騰したら吹きこぼれないように火を止め、ハチミツが待機しているカップの中へと茶こしを仲介に注ぎ込む。茶こしの中の生姜のかけらは水で茶葉を流してから口の中に放り込むと口の中がひりひりするほど熱くなる。噛むとショウガエキスが出てくるのだ。のど飴の100倍くらいに感じる。そのうち身体がポカポカしてくる。毎朝、この習慣があることで、今年の冬場は元気に過ごせていると思う。