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NieR Replicant のプレイ感想 ※ネタバレ注意


こんにちは。

今日は最近最もハマったゲーム『NieR Replicant』のプレイ感想を書きたいと思います。

本当にネタバレしてしまうと思うので、
ネタバレが嫌な方はすぐにバックブラウザすることをお勧めします。


まず、どうして書きたいと思ったかですが、
めちゃくちゃ面白かった!!!!
からです❀


最近の私は無料のスマホゲームばかりしているのですが、
なんとなく気が向いたので、発売当初から彼が気になっていたのが気になっていたのもあり、中古ゲーム屋さんで買ってきました。

総プレイ時間は60時間以上はいってたような…?気がします。



ニーアは周回要素が基本

タイトル通りですが、ニーアというゲームは一度エンディングをみたら終わり!ではなく、何周かゲームをプレイすることでより楽しめるゲームになっているみたいです。

はじめは、「なんで同じことを何度も繰り返さないといけないんだ…」と、しんどい気持ちもありましたが、私のオススメは2周目です…!!


1周目を純粋にプレイ

最初、壊れた建物の中で、主人公の少年が襲い来るマモノと戦いながら、黒文病という病に侵された妹のヨナを守るシーンからはじまります。建物も、現代のものと近しく、どちらかというと未来?のお話なのかなと思っていました。

突然、数1000年後くらいに飛び、世界がファンタジーになりました。現代っぽかったところから、何故にこんな世界観になったのかもよくわかりませんでした。主人公の服装もヨナの服装も変わっていました。

なんとなくその時は、時間的には未来に飛んだのだろうけど、
未来から過去に飛んだお話なのかなと、
表現が難しいですが、1000年後の世界は主人公たちにとっては過去で、
そこから1000年前に飛んだ最初の冒頭の現代っぽい場所でのシーンにいつか戻ってくると考えていました。(結論、違いました笑)


黒文病というのは、人間の身体が黒い文字でいっぱいになり、最後には死んでしまうという不治の病でした。

主人公はヨナのために、毎日村の図書館にいるポポルさんのところへ向かい、お仕事を貰います。



ちょっとあらすじをすべて書いていってしまいそうになったので、
ここで一区切りつけます…(全部書いたら何万という文字数になりそう…)


白の書、カイネ、エミールという仲間との出会いも経て、
みんなでヨナの病気を治す方法を探すために世界を旅します。

しかし、少年期の最後にヨナはマモノの王様、魔王にさらわれます…。

青年期は、引き続き同じメンバーで、今度はヨナを魔王から助ける旅へ。


最後には魔王を倒してヨナを救えるのですが…。

ヨナと再会したとき、「お兄ちゃん」と声を発するも
何故かヨナは魔王の元へ向かい、主人公はびっくりします。
私もびっくりします。

どうやら、ヨナにはマモノが憑りついていたようです。

そのマモノを、ヨナは「お兄ちゃんごめんね」と言いながら
日なたに向かい消し去ります。
(マモノは日陰でないと生きていけないという設定があります)

しかし、ヨナは「この子の中には別の女の子がいるよ」と言っていたりと
私は???となりつつも、
ヨナからマモノが消えてよかった~!2人とも再会できてよかった~!
と思っていました。
ちょっとよくわからないところもあったけど、ハッピエンドだなぁと。


2周目に見える違う世界

なんと…。エンディングを見た後に、このゲームには”Aエンド””Bエンド”…と最後は”Eエンド”で全部で5つのエンディングがあることを知ります。

ゲームは、青年期からのスタートでした。

!?もう一度同じことをするの…!?何が面白いの…!?

とは思いつつも、周回こそがニーアの醍醐味だという情報も
少々ネットでみていたため、頑張ってゲームを進めることに。


すると、1周目とは違う演出があったり、ムービーが追加されたり
違うことがたくさんありました。


大きく違ってびっくりしたのは、マモノにもセリフが追加されたことです。

このセリフの追加だけでも、2周目の見えるものが変わってくるという観点で、ほとんど同じことをしているのに、1周目とは全然違う気持ちになるのです。

マモノにも感情があること。

これは1周目でわかってはいたのですが
主人公たちは人間ではないこと。

そして、マモノこそが人間だということ。

主人公たちは、元人間から魂を抜いた”器”でしかないということ。
その魂が、マモノだということ。


1周目でわかっていたこともあるとはいえ
ちゃんと理解できておらず、2周目があったからこそ
私は理解が追い付けたということ。

色んなことがしっかりとわかってきて
マモノを倒すのがとても苦しい気持ちになってきます。

そして、最後のヨナの
「この子の中には別の女の子がいるよ」というセリフ。
これは、レプリカント(人間から魂を抜いた器、主人公たちのこと)である
ヨナに感情が生まれたということを指しているのだと最後にわかりました。

せっかくヨナは、魂と器が揃って人間に戻れていたのです。

が、他の人格が芽生え、その子もお兄ちゃんに会いたがっていることを感じているマモノのヨナは、自ら消えることを選択したということだったのです。

私は泣きました。

ヨナはなんて優しいのだと。


そして、すっかり忘れていた、最初の冒頭の現代っぽいシーンにいた主人公とヨナは、1000年後目の前にいる魔王とレプリカントのヨナに憑いているマモノだったのです。(予想は大外れでした)


3周目以降も感動するような追加ムービーやセリフがあるので
ぜひプレイしてみてください。

すべて書くと膨大な量になりそうなので…!


結局何が正解かわからない


ニーアレプリカントをプレイして、
結局、何が正解だったのかわかりませんでした。

きっと、正解なんてないし、どれも正解なのだということを
このゲームは伝えたかったのかな?なんて考えております。


元々人間だった感情を持つマモノこそ守られるべきだった?

器とはいえ、段々と感情を持ち始めたレプリカントたちこそ守られるべきだった?


そんなことを考えさせられるゲームだと思いました。

確かに私は2周目に、マモノのヨナとお兄ちゃん(魔王)に消えてほしくなかったと思ってしまいました。

でも、主人公たちも感情をもつ生物なんですよね。


どんな生き物であっても、感情を持つかもしれない。
持っているかもしれない。持つ権利がある。

だから、大切にしたい。そう思える作品でした。



シリーズ3つプレイしてもレプリカント一択

とても考えさせられるゲームでした。

ですが、久しぶりに家庭用ゲーム機でめちゃくちゃ面白かった!と思えた作品でした。

周回はちょっとしんどいときもありましたが、それでもEエンドまで見たくなります。それくらい、同じモノでも視点を変えると違うモノが見えるという学びになります。

また、ニーアの他の作品のオートマタもEエンドまでプレイしました。
今はアプリゲームで、以前に少しだけ触っていたけど辞めてしまったリィンカーネーションもはじめています。(今は怪物とフィオの物語が終わったところです)

ニーアのシリーズは、ニーア独特の世界観のBGMも素敵なのでどのシリーズもついついひきこまれてしまいました…。

リィンカーネーションでは、ニーアシリーズとの復興コラボも現在開催中で、アプリ内でレプリカントのBGMが流れると凄くドキドキして感動したのを思い出したこともありました。

やはり、3つの作品をしても尚、一番面白かったなと思うのはレプリカントでした。

シリーズはどれからすべきか

どの作品からすべきかという質問で、オートマタと主張している方が多くあった印象ですが、私はどちらともいえない感覚ですが、やはりレプリカントからするのをオススメしたくなります。

時系列をちゃんとたどりながら楽しみたいなら、レプリカントからだと思います。しかし、レプリカントより前の作品もあるみたいなのでチェックしてみてください。

オートマタからはじめるメリットとしては、周回が苦ではないということは挙げられるのかと思います。


それでも私がレプリカントからした方がいいなと思う理由ですが、

・初見だからこそ感動するという点
・アクションが苦手でもまだやりやすい
・打倒魔王という王道なシチュエーションだからこそ入りやすい
・やはり個人的に一番よかったからこそ!

ちぃの個人的見解


もし、オートマタからはじめていたら、レプリカントの感動が薄れたかもしれません。と、同様に、私はレプリカントからはじめたからこそ、オートマタをプレイしていると、「次はこうなるかも」等と、予測しやすかったのが残念に思いました。

とはいえ、その固定概念を省いても、きっと1番はレプリカントだと思うのだとは思います。

アクションはオートマタの方が断然に難しかったです。私はすごく苦手だったので、最初入りづらく感じました。

レプリカントの良さは、きっと、簡単なお話に見えて、でも実は複雑というところにあるのかと思っています。


結局は、どのシリーズからしても、好みもあると思うので、きっと人それぞれで「これがいい!」という作品に出会えるのだと思います。


最後に

とってもとっても長くなってしまいました…。

結局自分が伝えたかったことをちゃんと文字にできたかわかりません…。
まだまだ記事を書くのは難しいですね…。

でも今回一番伝えたかったのは、

ニーアレプリカントは面白すぎた!!ことと

ヨナが優しすぎて泣いた!!!ということです。


この2点だけ伝われば満足です❀

長々と読んでくださり、ありがとうございました。

たまにはこうやって作品の感想を書いてみたりと、色んなジャンルの記事も
息抜きにでも書いてみようと思います。

それではまた明日お会いしましょう❀

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ちぃ❀
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。 まだまだ拙い言葉で申し訳ないですが、これからも、 私なりに私の言葉で発信していきたいと思っています❀ スキ!もいつも私のnoteの原動力になっています。 いつもありがとうございます♡