バックグランドが異なる人たちと立て合う2020年の目標ータニモクイベント参加レポー
年明け初の参加イベントは、タニモクさん主催の「他人に目標を立ててもらう」ワークショップ。テーマは“2019年を振り返り、2020年の目標を見つけよう”というもので、初対面&バックグランドが異なる参加者同士で目標を“提案”し合うイベントでした!
目標を考えたい人が集まって、もくもく個人ワークしつつ各自目標を立てる系のイベントってよくありますよね。
今回のイベントはそこが少し違います。「その場で初めて会った他人の視点や価値観に基づいて、“無責任”に自分の目標を提案してもらう」というもの。
ワクワクするコンセプトでかなり楽しみにしていたのですが、参加して想像以上の素敵な時間を過ごせたのでnoteにまとめました。
ワークショップの流れ
ワークはこんな感じで進みました。
各テーブル3人ずつになるように着席
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“主役”の順番を決めて、最初の主役が(他の二人に)自分の状況を説明(3分)※仕事もプライベートも両方
↓
他の二人が主役に質問(7分)
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他の二人がそれぞれ主役の「今年の目標」を考えてプレゼン(各5分)
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主役を交代して同じ流れで実施
冒頭3分で自分の状況を説明するのに、できるだけ文字を使わない(=イラストで表現)というルールがあったり、仕事だけでなくプライベートも交えた目標を考えるにあたって、(自分もですが)右脳をひねって苦笑いしながら紙に落とし込んでいく様子があちこちで散見されました…w
提案してもらった目標
一緒にワークをしたメンバーからはこんな提案をいただきました。「確かに!」と納得するものもあれば、「やりきれるかな(꒪꒳꒪;)」と躊躇するものまで、幅広く考えてもらえました♪(隣に座っていた真面目で責任感が強いメンバーには、逆張りで「愛人を三人作る」という大変尖った目標が提案されてましたw)
・経験や学び、思い、葛藤を広く発信する(YouTube、Twitter、Cafe)
・共感力を活かす
・自分だけの“武器”を持つ
・楽しいことを仕事にするー複業を始める
・自分でもコミュニティを作る
特に面白かったところ
実際ワークをやってみて、こんなところがとても興味深かったです。
・自分のことを初めて会った人(=自分の情報は何一つ知らない、前提情報ゼロの人)に説明するために状況を言語化するので、改めて状況整理ができること(言葉にするために掘り起こすことで「あれ、実は自分そう思ってたんだ!」ということに気づく)
・フラットな間柄の他人が“無責任”に自分の目標を提案してくれるので、自分とは異なる新しい視点やアプローチが得られること(これまでのキャリアやライフスタイルで凝り固まった価値観や既成概念が良い意味で無視される)
・他の二人が「提案を受ける⇔提案をする」のを聞いている時間もあるので、(自分も同じ状況を聞いていたのに)違う視点での思考回路や解決方法が知れること
中でも、特に二つ目の「利害関係のない赤の他人が“無責任”に自分の目標を考えてくれること」が、ワークショップの構成としてよく考えられた仕組みだと思いました。
他人の“無責任”な提案だからこそ面白い
仕事で期末や期初に目標を設定する人も多いと思いますが、目標の内容は当然、自分のポジションや役割が考慮されたものですよね。「部やチームの目標が〇〇だから自分の目標はこんなとこかな」とか、「当期の目標が▲▲で達成状況は■■だったから、次期の目標はこんな感じかな」とか。
相談相手も直属の上司だったり、同僚だったり。
彼彼女たちが“無責任”に目標立てに付き合ってくれること‥そうめったにないと思います。上司⇔部下の関係ならなおさら笑
へたすると後で自分がもっと上の人に怒られちゃいますからね。。
しかも仕事面はともかくプライベートの目標立てなんてもっと頼めません。私の場合は「コミュニティ」や「コーチング」、その他趣味の話でも交えようものなら、真顔で「え、仕事以外の時間そんなことに使ってたの?」「もっと本業しっかりやるべきじゃない?」と言われそうです。
だからこそ、①初対面という前提情報が何にもなくて、②利害も絡まないフラットな関係で、③当然キャリアやライフスタイル等のバックグラウンドも違う“他人”に、「自分の目標」を提案してもらえることって実はかなりありがたいことだと思うんです。ワーク自体はシンプルなので、自分でもファシリして広めてみたいと思いました。
そしてワークの性格柄、初めて会ったばかりなのに参加者同士打ち解けるのがとっても早い!参加者みんなが目標立てに関心が高いというのも理由の一つですが、あえて「他人に目標を考えてもらう」ことに関心を持った人同士でもあるので、生き方や価値観など個性が強い人たちばかりで誰と話してもとても面白かった!素敵なご縁を作れたことに感謝です。
ちなみに会場は、表参道にある「parkERs(パーカーズ)」。こちらはよくエキナカに入っている「青山フラワーマーケット」から派生した空間デザインブランドで、写真のとおり緑が豊かなおしゃれオフィスのスペースをお借りして、日常と少し違った雰囲気で楽しく過ごすことができました。
特に素敵だったのは目線どころか姿そのものをすっぽり隠すようなグリーンの量の多さ&配置と、カウンタースタイルのブランコ。ブランコは特にデザイナーの方に人気のワークスペースとのことです✨
「参加者同士で目標を立てあう」ことをテーマに活動しているタニモクさんのイベントは随時アップされてます~
ご興味ある方はぜひ♪
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