コンサートの記録:ドナウエッシンゲンの室内楽(5月27日)

5月27日、ドナウエッシンゲンの室内楽コンサートを聴きました。

ドイツのケルンにあるWDR交響楽団のメンバーによるヴァイオリン2(イェ・ヴとクリスティアン・スヴァイアラ)、ヴィオラ2(ミーシャ・プファイファーとトメク・ノイゲバウアー)、チェロ(スザンネ・オイヒミュラー)の弦楽五重奏と、後半のプログラムはヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ、コントラバス(ミヒャエル・ガイスマン)とピアノ(ハイオウ・チャン)のピアノ五重奏でした。

場所は現代音楽フェスティヴァルで有名なドナウエッシンゲンの郊外にある超高級ホテル内のホールでした。
このホテルはゴルフ場に接しており、ゴルフ客が多く泊まっています。
ホテルの駐車場にはポルシェはじめ、高級車がずらりと並び、宿泊客の層がうかがわれます。
ホテルのサイト:

ドイツ南西部の黒森地方にあり、周囲の景観を意識してか、建物の外側は黒っぽい色で遠くからはわかりません。



私はこのような超高級ホテルに宿泊できるわけもなく、近くのホテルに泊まったのですが、帰りの道は真っ暗で、車道と農道の区別もつきづらく、運転には苦労しました。

近くには飛行場もあり、プライヴェート・ジェットが離着陸していました。
私のホテルは滑走路の横でした。

さて、この超高級ホテルはゴルフだけではなく、クラシック音楽にも力を注いでいます。クラシック音楽コンサートをシリーズで開催しています。

コンサートは公開なのですが、客は、やはり宿泊客が中心のようでした。

ホテル内のコンサート・ホール。『ベートーヴェン・ホール』という名前がついています。

プログラム。

前半の演奏が終わって。

スポンサーに高級シャンパン・メーカーがついており、休憩で振舞われたシャンパンはさすがのお味でした。

2日連続での室内楽コンサートでした。

若い音楽家たち、オーケストラ団員の音楽家たち、全ての音楽家たちにとって、そして聴衆の私たちにとって、室内楽は大変重要です。
多くの作曲家が素晴らしい作品を残している、音楽の宝庫です。


FOTO:©️Kishi

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