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オペラ:Bayerische Staatsoper 08.04.24 バイエルン州立オペラ、プッチーニ作曲《三部作》

4月8日はミュンヘンのバイエルン州立オペラでプッチーニ作曲《三部作》を観ました。
《三部作》というのは《外套》、《修道女アンゲリカ》、《ジャンニ・スキッキ》という3つの1幕作品をまとめた言い方で、一夜に三作上演します。

最近ではエッセン・アールトムジークテアターの制作がとても良かった。→


昨夏はヴェルニゲローデで《ジャンニ・スキッキ》のみの上演を観ました。→

なんといっても、この三作の中で《ジャンニ・スキッキ》が最も有名、というより《ジャンニ・スキッキ》の中の〈私のお父さん〉というラウレッタのアリアが有名で、この曲、フィレンツェを舞台にした映画《眺めのいい部屋》でも効果的に使われていました。ちなみにこの映画に出ていたダニエル・デイ・ルイス、フィレンツェの靴職人の元で靴作りの修行していたこともあります。

配役表。

オケ・ピット。結構浅いですね。

客席。

このプロダクション、初日は2017年12月17日でした。
プレミエでもなく、それから6年以上が経っているのに、そして月曜日なのに、チケットは売り切れ。

オペラもコンサートも本当によく入っており、活気があります。

FOTO:(c)Kishi


以下は劇場提供の写真です。© Wilfried Hösl

《外套》。
私はソプラノのリーセ・ダヴィドセンが目当てで行きました。素晴らしい歌手で、「100年に一度の歌手」という人もいます。
ルイジ役ヨン=ホン・リーが素晴らしかった。声にも熱線があり、長身で華があります。一流のオペラハウスで、韓国出身の歌手が主役級で出ることはこの四半世紀、当たり前になっています。

《修道女アンゲリカ》。

《ジャンニ・スキッキ》。
スキッキ(左から2人目)に向かって〈私のお父さん〉を歌うラウレッタ。

各作品の冒頭にステージの後ろから強烈な光が出ます。それがあまりに眩しくて、周囲からは「Oh, Gott! 目が開けられない!目が痛い!」という叫びが聞こえました。


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