(音楽)ニュース:ロシアのウクライナ侵攻に対するクラシック音楽界の反応(11)、(ゲルギエフとネトレプコ)
ロシアのウクライナ侵攻に対し、プーチン派として有名だったアーティスト、例えばその筆頭としてゲルギエフに対するボイコットは枚挙にいとまがありません。
ネトレプコの場合は本人からの「出演辞退」という形が多いようです。
2人は2014年クリミア併合の時にはロシア(プーチン)を表立って支持したのにも関わらず、その後も有名劇場や有名オーケストラとの出演・共演は続いていました。
ちなみに2014年時には、ゲルギエフやネトレプコとの共演を断ったアーティストもいます。
今回は違います。
2人の(西)ヨーロッパとアメリカでの音楽活動はもうほぼ不可能でしょう。
ゲルギエフは日本公演も多く、日本のオーケストラにも客演指揮、PMFなど日本とも関係が深いのですが、まだ日本からは今後のゲルギエフ、ネトレプコとの関係につき、少なくともニュースとしては伝わってきていません。
ところで、ロシア人で、これまで長きにわたって政府からの締め付けや冤罪、制裁を受けてきたアーティストもいます。
以下は「セレブレンニコフ事件」です。
なお、セレブレンニコフと関係のあるベルリン・コーミッシェ・オーパーやシュトゥットガルト・オペラにはゲルギエフやネトレプコは出演していません。