コンサートとオペラの記録:10月12日、ライン・ドイツ・オペラ(デュッセルドルフ)、《VIVA L´ITALIANITÁ》と高校の音楽の時間の思い出

10月12日、ライン・ドイツ・オペラ(デュッセルドルフ)の歌のコンサート《VIVA L´ITALIANITÁ》に行きました。

同オペラの専属歌手4人がイタリア・オペラのナンバーやイタリア歌曲などをピアノ伴奏で歌うものです。

コロナ禍で、各オペラハウスも通常の公演ができないため、工夫を重ねています。

これがプログラム。

画像1

画像2

最後から2番目の曲、サルヴァトーレ・カルディッロの《つれない心》は《カタリ・カタリ》として有名です。

この歌、高校の音楽の時間にイタリア語で歌わせられたことが甦りました。当時、内容はわからなかったのですが、男子が、がなり立てていたことも思い出しました。今でもその時に覚えた、いい加減なイタリア語で歌うことができる自分にも驚きました。
ついでに言うと、他に原語で歌わされたのはシューベルト《楽に寄す》。
音楽の試験は楽器演奏か歌の2択で、歌の課題曲はシューベルト《冬の旅》の第1曲《おやすみ》・・・今でも、ある音痴の男子の歌が聞こえてくるようです。本当に気の毒で机にうっぷして聞かないふりをしていましたが、でも、いくら何でも無理でしょう、高校1年生には!HN君、気の毒でした。

そんなことを思い出しながら、気分を取り直し・・・カーテンコールです。

画像3

左からピアニストのダヴィッド・クレシェンツィ、バスのボグダン・タロシュ、ソプラノのアデーラ・ツァハリア、メゾソプラノのラモーナ・ツァハリア、バリトンのボグダン・バチウ。歌手は全員ルーマニア出身。

以下の写真はオペラハウスの周囲の風景です。

劇場正面から見て劇場の左側、王宮公園に隣接しています。

画像4

劇場正面入口の右側。デュッセルドルフ生まれのハイネに因んだ通りの名前です。

画像5

劇場の裏側。モダンな建物は高級デパートのブロイニンガー。

画像6

ブロイニンガーからドイツでも屈指の高級ショッピング・ストリート、ケーニヒスアレーが続きます。街路樹の間には疎水が流れています。

画像7

コンサートが終わって、ソプラノのアデーラ・ツァハリア(上記の写真で赤いドレスを着ています)と会いました。この話は次回!

画像8

FOTO:©Kishi

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?