【みそのわ食堂】6月3日の献立:鮭と小エビの磯かおる初夏の石狩汁
新栄パルルを間借りして、毎週月曜日に開店「みそのわ食堂」。
どんぶり味噌汁定食は日替わりの味噌汁に、味噌おかず、なめ味噌とごはんをモリモリ食べていただく定食です。
味噌が主役のみそのわ食堂の献立と店主ゆみそのちょっとした営業日記です。写真は仕入れ先、神社の朝市風景です。
◎6月3日の献立
どんぶり味噌汁定食 880円 汁・菜・ごはん
(汁)
鮭とオキアミ、ズッキーニ、水菜、青大豆&定番の厚切り大根、じゃがいも、ニンジン、焼きねぎの石狩汁
(菜)
・ジャガイモの味噌かんぷら
・セロリときゅうりの甘酢漬け
(飯)
焼き味噌おにぎり
◎今日の味噌
味噌汁 白味噌
石狩汁は昆布出汁で
◎料理のミソ
石狩汁と三平汁は違います
どちらも北海道の郷土料理ですが、作り方が少し違います。石狩汁は昆布出汁で鮭と野菜を煮込み、白味噌で仕上げたお味噌汁です。三平汁は塩漬けにして保存された鮭やニシンを使うため、味付けはその魚の塩分そのもの。
今日の石狩汁は初夏の野菜と、根菜を合わせてみました。
◎営業日誌「お米がなくなりました(反省)」
宣伝も不十分、場所もわかりずらく、小さな規模で営業しているため、お客さんが決して多いとは言えない食堂です。仕込みの量も少なく、お客様とのおしゃべりを楽しめる雰囲気。ところが昨日は天気も良かったからか、お客様が予想以上に来てくださり、途中でご飯がなくなりました。急いで炊飯したものの、てんやわんやの一日でした。ご飯を切らすなんてあるまじき。
反省することは多いものの、次に繋げられる一日でした。
毎週発行している手前味噌新聞では、こんなことを書きました↓
【手前味噌新聞より】
前号の「美味しいメモ」で、ういろの菊屋さんを紹介しました。その日、和菓子好きのお客様がいらっしゃって、ういろなら大須の《山中羊羹舗さん》、和菓子なら栄の《川口屋さん》も好きと教えて頂きました。早速、メモして今度行ってきます。そのお客様はダクソフォン奏者なのですが、初めて聴くその楽器の音色が素晴らしく面白くて、あの日以来、お店でも家でも聴いています。食事に合う音色ですね。
よく顔を出してくださるお客様は、山登りが好きで、自然が好きで、最近全然登れていない私は背中を押されている気分です。他に、自分は暗い音楽が好きとおっしゃるお客様。暗い音楽とサラッというあたり、並々ならぬセンスをお持ち。どれだけ暗いか知りたいです。
お客様の数は多くないですが、毎回、新しい世界に出会えています。私も何かお伝えできることはないものかと、今日も味噌のことを考えています。
◎「みそのわ食堂」営業時間と場所
時間:月曜(祝除く)11時30分〜14時ラストオーダー
場所:新栄パルルにて
〒460-0007 名古屋市中区新栄2-2-19 新栄グリーンハイツ105