【みそのわ食堂】8月26日の献立:念願のトロ〜リ呉汁
新栄パルルを間借りして、毎週月曜日に開店「みそのわ食堂」。
どんぶり味噌汁定食は日替わりの味噌汁に、味噌おかず、なめ味噌とごはんをモリモリ食べていただく定食です。
味噌が主役のみそのわ食堂の献立と店主ゆみそのちょっとした営業日記です。
◎8月26日の献立
どんぶり味噌汁定食 880円 汁・菜・ごはん
【きのこと呉汁】
呉、しめじ、えのき、大根
味噌:自家製味噌と信州生味噌(合わせ)
【揚げサラダ味噌ドレッシング】
分厚めもっちり厚揚げをコロコロにサラダに入れました。味噌ドレッシングでさっぱりと。
【白ごはんor焼き味噌おにぎり】
香ばしい焼き味噌おにぎりがオススメですが、お味噌汁にはやっぱり白飯が合うのでどちらかお好みでお選び下さい。
◎今日の味噌
自家製味噌と信州合わせ生味噌
◎料理のミソ
信州の生味噌そのものを味わってもらえるように、香ばしく焼いた厚揚げにそのままぬりました。お味噌汁も、強い出汁のでる具材はやめて、味噌の香りを大切にしたシンプルなものに。夏バテの季節、胃腸をいたわる植物性のタンパク質をたくさん入れたお味噌汁です。
◎再び登場の呉汁
7月に登場した呉汁が再び。呉汁とは、水で戻した大豆をすり潰し、お野菜と味噌でといたお味噌汁です。(すりつぶした大豆のことを呉と言います。)埼玉県や宮城県など、多くの地域に伝わる郷土家庭料理。大豆そのものの栄養や旨味が全て入るので、夏バテ気味のこの季節にぜひ。大豆は丸のまま煮るより、潰して炊くため時間短縮になるし、旨味も凝縮されます。喉に大豆がひっかかる感じも呉汁ならでは。
◎営業日記
本日は味噌のわメンバーのちかこさんがお手伝いに来てくれました。きめ細かい気遣いで、昔から一緒に食堂を切り盛りしていたかのような存在感。とても助かりました。
◎手前味噌新聞より「朝市に並ぶ野菜」
みそのわ食堂で扱う主な野菜は、最寄りの神社で3と8のつく日の朝に開催される朝市で購入しています。愛知県産の野菜中心に、八百屋さんの目利きで旬のものが並び、驚くことが何度もあります。例えば、新さつまいもの紫の鮮やかさ。最近出てきましたが、並ぶさつまいもの皮の色が、ちょっと大袈裟にいうとピカピカに光る青むらさき色。八百屋さんに聞くと、新しいさつまいもは皮の色が鮮やかだけど、流通しているうちにちょっと茶色が買ってしまうとか。あと朝市で知って気に入っているのが冬に出るじゃがいもの品種”黄爵”。中が黄色く、ほくほく。蒸すと繊維がキラキラしてます。甘みがあるってこういうこと!と感動し、毎年楽しみにしています。見たことのない野菜を見つけると食べ方を聞いて挑戦してみるのですが、決して珍しい野菜ではなく、どちらかというと昔からあるけど処理が面倒で家庭で扱わなくなったものが多いとか。八百屋さんと話をしながらのお買い物(仕入れ!?)も朝市の醍醐味です。
今日のみそのわ食堂は、”味噌のわ”のメンバー、ちかこさんがお手伝いに来てくれてます。ちかこさんのお母様は鯉こくも作るとか。鯉こくとは、鯉を輪切りにして味噌で煮た味噌汁のような郷土料理。まだまだ食べたことないお味噌汁ばかりでやる気が出ます~!
◎「みそのわ食堂」営業時間と場所
時間:月曜(祝除く)12時〜15時
場所:新栄パルルにて
〒460-0007 名古屋市中区新栄2-2-19 新栄グリーンハイツ105