【みそのわ食堂】6月17日の献立:温と冷と選べるようにしてみました
新栄パルルを間借りして、毎週月曜日に開店「みそのわ食堂」。
どんぶり味噌汁定食は日替わりの味噌汁に、味噌おかず、なめ味噌とごはんをモリモリ食べていただく定食です。
味噌が主役のみそのわ食堂の献立と店主ゆみそのちょっとした営業日記です。
◎6月17日の献立
どんぶり味噌汁定食 880円 汁・菜・ごはん
(温汁)
野菜たっぷりおでん風味噌汁
(冷汁)
アオサ&あみえびの磯味噌汁
(菜)
・味噌ドレリーフサラダ
・大根とセロリの味噌漬け
・味噌かんぷら
(飯)
白米
◎今日の味噌
味噌汁 善光寺平生味噌と自家製味噌
◎料理のミソ
海のものと山のもの
6月黒柳徹子さん著書の「窓ぎわのトットちゃん」にて印象に残るシーンがあります。トモエ学園の小林校長がお昼ご飯時、子どもたちに「今日も海のものと山のものを持ってきましたか?」と声を掛けます。煮干しや昆布は海のもの、梅干しやお豆は山のものです。お味噌汁は鰹や昆布で出汁をとり、大豆が原料のお味噌をとくのでそのどちらもいっぺんに摂れちゃうから合格です。
◎営業日誌「お味噌汁を2種にしたらてんやわんやでした」
最近ジメジメ暑いので、熱々のお味噌汁は重いという方もいらっしゃるかなと思い冷やしのものもご用意しました。野菜たっぷり&玉子と鶏そぼろの温かいお味噌汁と、ズッキーニや大根にアオサとあみえびを沢山入れたものの2種類から選んでいただくことにしてみました。
副菜はいつものサラダ、味噌かんぷら、味噌漬け等。
仕込みの段取りはしていったつもりが、結局バタバタで時間ギリギリでした。でも17日のお客様は、”のわ”のお留守番やサポートメンバー、出店OBAKE OBAKEの鮎美さん、友人や家族と、顔馴染みの皆さんに助けられました。
毎回、少しずつ挑戦して、もっと居心地の良い味噌汁をめざしていけたらと誓う月曜日でした。
毎週発行している手前味噌新聞では、こんなことを書きました↓
【手前味噌新聞より】
上映会「わらにほん」にて
わらにほんという自主制作のドキュメンタリー映画を観る会が、味噌師匠の谷さん邸で開催されました。福岡正信氏の「わら一本の革命」に影響を受け、フランス人のPちゃんと中国人のKちゃんは三ヶ月かけて、1tトラックの荷台に手作り小屋「わら」号を乗せ、全ての荷物を2畳半の居住空間で、日本の原風景、本来の日本の姿を探す旅の記録映画です。一年目四国から北海道まで周り、脱原発生活、廃材建築、ギフトエコノミー、パーマカルチャー、コミュニティづくりなど消費社会から離れたあり方、暮らし方を記録した映像です。
映像の中で、相生山(名古屋市天白区)の徳林寺でPちゃんとKちゃんは結婚式を挙げます。そこで当日知り合った方達に祝ってもらい、食卓を囲むシーンがありました。私はここでウルル(泣)。打算のない人の繋がりが豊かさを育み、幸せが連鎖してみんな笑顔になっていく姿が眩しすぎて。私にとっての理想の暮らしは、自然豊かな土地じゃないととか、今のライフスタイルでは無理とか、そんな言い訳はやめて、自分を開き、自由でいられる場所はココにあると自信を持って立っていたいです。
◎「みそのわ食堂」営業時間と場所
時間:月曜(祝除く)11時30分〜14時ラストオーダー
場所:新栄パルルにて
〒460-0007 名古屋市中区新栄2-2-19 新栄グリーンハイツ105