2023年7〜12月に鑑賞したアートを振り返る
みなさま、おはようございます。
また読んで頂きありがとうございます。
2023年7〜12月に行ったアートを振り返ってみます。
その前に、私は本は基本電子書籍で購入し、アートや香り関係の本は写真やカラーで表示されるので紙の本で購入するのですが、みなさまはいかがですか?
作品を見た高揚感で会場で図録を買ってしまっていたことも今まであったのですが、まぁまぁ重く、ずっと持ち歩いていると夜には肩が痛くなって頭痛までしてくる始末なので、購入する前にネットで購入できないか確認するようにしています。もちろん、会場でしか購入できない場合は、会場で購入しています。旅先だとバッグもスーツケースも重すぎて大変になることを何度か繰り返し、反省してやっと購入前にネットで調べるという行動ができるようになりました。
毎日ニュートラルな自分に戻るために、夜にアートの本を眺めています。
7月
マティス展 Henri Matisse: The Path to Color
正直内容は忘れかけています。まとまってマティスの作品を見ることができたのがよかったです。音声ガイドを借りてみたところ上白石萌歌さんがナビゲーターでした。
展覧会「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」
アーティゾン美術館での展示でした。広く、綺麗で作品数も多い美術館のため、結構じっくりいつも鑑賞できます。ジャクソン・ポロック、ヴァシリー・カンディンスキーなども含め、コレクションが豊富なので、他の美術館でも、アーティゾンで見た作品を見かけることがあります。
「蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる」
正直、よくわからず期待せずに行ったところ、かなり好みの作品たちでした。大きな展示部屋に全ての作品が展示していたのにも関わらず、約2時間弱鑑賞していました。
Hermes 「エマイユと身体」展
見る側に答えを委ねるインスタレーションがいつもあります。どう言う気持ちでこの作品を作ったのだろうか、どう言うことを伝えたいのか、考えながら作品を見ることができます。
展覧会「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」
うっかり本を買ってしまうほど、エモい写真ばかりでした。今では、ソール・ライター関連の本が複数増えてしまいました。それくらい、好きになってしまったアーティストです。
熱海秘宝館
アートに含めていいのかわかりませんが、入れておきます。
中は写真撮影不可なのですが、海外の人には特にフランスの方は好きなジャンルです。何故かというとパリに確か3箇所くらい、確かオランダ、ドイツ、アメリカ、に同じジャンルの博物館があった気がします。
熱海山口美術館
あまり大きくない美術館ですが、満足でした。お皿に絵付け、人間国宝の茶器でお抹茶をいただくことができます。ルノワールのような絵画からバンクシーのような現代アートまでジャンルが幅広く、とても楽しめます。
Immersive Museum TOKYO 2023
床のソファに寝転がって鑑賞できます。撮影可能です。映像と音声の説明で、動かずに鑑賞できます。
ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会
現代アートの世界の色々なジャンルのアーティストの方の作品が見れました。
ルーヴル美術館展 愛を描く
音声ガイドを借りたところ、満島ひかりさんでした。ガイドの中でクラシック音楽がかかり、満島ひかりさんと三浦大知さんが歌われている「eden」という曲を聴きながら作品を鑑賞することができました。
9月
展覧会「Parallel Lives 平行人生 ─ 新宮 晋+レンゾ・ピアノ展」
落合さん ライカ 「晴れときどきライカ ── 質量への憧憬、ラーメンは風のように」
京都のライカさんのお店で開催されていた展示です。ゆっくり時間が流れるような作品ばかりでした。
10月
企画展「Material, or 」
素材を活かした展示でした。
イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
撮影可能なエリアが限られていました。また改めてゆっくり見たいため思わず重い図録を買ってしまい、夜まで肩が痛かったです。
「デイヴィッド・ホックニー展」
なんだか可愛らしい作品ばかりでした。もちろん図録買いました。
「横尾忠則 寒山百得」展
ほとんどの作品に便器とトイレットペーパーが描かれています。
コロナの期間中に書いていた作品ばかりのようです。右下に日付が書いてあったのですが、連日の日付だったり、近い日付だったり、してビックリしました。毎日熱量高く作品を作り続けているその姿勢にとても刺激を受けました。
LV表参道 CERITH WYN EVANS -「L>espace)(…」
説明していただいた方の熱量の高さに嬉しくなりながらお話しを伺っていました。一つ一つの作品が別の方が作っているんじゃないかと思うくらいでしたが、人には色々な面があるので違う顔を見せられる作品、とてもいいなと思います。
シャネルネクサスホール ヴェルサイユ宮殿 森田恭通 写真展
かっこよくないですか?ベルサイユ宮殿の装飾をじっくり見ることがなかった気がしたので、写真で見るとやはり美しいですね。
Hermes 展覧会「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」ダイアローグ 1 「新たな生」崔在銀(チェ・ジェウン)展
この白いのは珊瑚です。環境危機に対してのメッセージを込めた作品です。
奥能登国際芸術祭
2泊3日で回った芸術祭、地元の方々がとても頑張っている姿をたくさん見ました。
11月
『ガウディとサグラダ・ファミリア展』
東京の展示が混み合いすぎて凄かったということを聞き、滋賀の佐川美術館の方に行くことを決めてよかったと思っていました。
ガウディがどんなものから影響を受け、デザインを続けていたのかを知ることができました。2026年に完成予定ですよね、楽しみですね。行く時は風が強いと上の塔まで登れないので、風が強くないことを祈ります。
佐川美術館はちょっと車がないと行きづらいですが、建物自体も素敵だったので是非行かれてみてください。
「Panta Rhei | パンタ・レイ − 世界が存在する限り」
井田幸昌さんの展示会です。初めてみましたが、とても好きな作品ばかりでた。鑑賞した日からといいますか、会場に入った直後から体温が上がるくらい高揚したのを覚えています。
すでにもう見つかっているかもしれませんが、もっともっと世界に見つかる方なんだなぁと思いながら鑑賞していました。
作品以外も、図録のサイズも海外仕様で、全てが海外を見据えた動きをしているのがとてもいいなと思いました。図録も、「100年後への置き手紙」もずっと手放したくないものになっています。
MUCA展 ICONS of Urban Art ~バンクシーからカウズまで~ - ICONS of Urban Art - From Banksy to KAWS
バンクシーさんの作品が一番多いですが、他にもたくさんの面白いアーティストの方の作品が見れます。図録はもちろん買ってしまいました。
企画展「テート美術館展 光 ─ ターナー、印象派から現代へ」
テート美術館の光というテーマで作品を集めた展示でした。けっこう大学生とか20代の方と思われる方もたくさんいました。
車椅子の方が鑑賞されていたのですが、その方をどうしたら邪魔をせずに鑑賞できるのかな、などと考えながら進んでいました。
チームラボ姫路 無限の連続の中の存在
姫路まで行って鑑賞してきました。
チームラボさんの作品は、永遠に見ていられますね。
受付で現金と書かれており、現金しかダメなのかと思って払ったら横の受付はキャッシュレスOKでしたので、現金以外の支払いもできます。
「コシノジュンコ 原点から現点」
初めて、きちんとどんなお洋服を作られているのか見た気がします。
お洋服も素晴らしいのですが、抽象画にとても惹かれました。
12月
AMBIENT KYOTO 2023
2022年にブライアン・イーノ展が開催されていたAMBIENT KYOTOさんのイベントです。
いくつかの場所で開催されていました。初めてBuffalo Daughterさんを知り、思わずキャップを買ってしまいました。
京都新聞ビルの地下は昔印刷工場だった場所で無骨な跡が残っていたのも、なんだか雰囲気がありよかったです。その会場で、坂本龍一さんの音楽と映像をじっくり堪能しました。1時間以上滞在される方もいたようです。それくらい没入していたのかもしれません。
大宮エリーさん 『大宮エリー展 A Wonderful Garden -8つのお庭がある展覧会-』
とても可愛らしい展示でした。エリーさんの絵はいつも愛があるんですよね。
LV シモン・アンタイ(1922〜2008)の回顧展「Folding」
大阪の心斎橋で鑑賞しました。マティスに影響を受けたという作品もあり、初めてシモン・アンタイさんの作品を鑑賞しましたが、他の美術館で見たことがなかったため印象に残りました。
キース・ヘリング展 アートをストリートへ
ユニークな作品ばかりで飽きなかったです。
プラダ 「Paraventi: Keiichi Tanaami - パラヴェンティ:田名網 敬一」
青山のプラダさんのギャラリーで鑑賞しました。今年8月から田名網さんの展示が国立新美術館で開催されているので、そちらも行く予定です。
PARCO MUSEUM TOKYO オートモアイ展「ボリビアから来たトルコの石」
思わず図録買ってしまいました。
ちょっと怖い感じがするのですが、なぜか忘れられないのです。
DIESEL ART GALLERY 山中雪乃(ヤマナカユキノ)による個展「POSE」
DIESELさんのギャラリーで鑑賞しました。使っている色が独特でした。
それでは今日もbonne journée!
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