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アドベントカレンダーでBASEデザイナーと2022年を振り返る

この記事はBASE アドベントカレンダー 2022の18日目の記事です。

こんにちは。BASE Design Section マネージャーの小山です。
先日、cocodaさんの「デザイン組織 虎の巻」という企画でこんな記事を出しました。

BASEは今年でサービス10周年と、創業10周年を迎えました。
10年という節目と年末シーズンということもあり、組織や個人として振り返りをする機会が増えてきたなぁと感じている今日この頃です。

今回は、毎年Product Team Blogで恒例になっているアドベントカレンダーに数年ぶりに参加することになったので、チームメンバーにアンケートの協力をしてもらって、BASEデザイナーと一緒に2022年を振り返っていくような少しゆるめの記事を書けたらなと思います。
せっかくなので2022年の話題だけでなく、BASEで仕事をする上で聞いてみたかったことも聞いてみたので、よければ最後まで読んでみてください!

2022年のデザイントピック

さっそく2022年をデザイナーと振り返っていく上で、2022年のデザイントピックを聞いてみました。

①AdobeのFigma買収

一番多かったのはAdobeのFigma買収のニュースです。
デザイナー界隈のTwitterでもこの話題で持ちきりだった時期がありましたね。社内の中でもデザイナーが朝からすごくざわざわしていたのをよく覚えています。

ちょうどその時期にViViVi​Tさん主催のあつまれデザナレの「ガチ競演!Figmaデザインソン」に参加し、その後にFigma Japan Country Manager の川延さんとお会いする機会があり、そこでこのニュースについての話を聞かせてもらったりもしました。


②デジタル庁のデザインシステム公開

その次に多かったのは、デジタル庁のデザインシステムに関するものでした。国のデザインシステムが公開されるって少し不思議な感覚というか、ちょっと前まで想像もできなかったのでびっくりしましたよね。(私だけ?)

メンバーからはこんなコメントも添えられていました。

デザイン庁がFigma Communityでデザインシステムを公開!国のデザインデータが公に公開されて、実際に触ってデザインの考え方を見れたりするのってすごい進歩だと思いました...!

デザインシステムは作って終わりではなく運用していく中でどんどんアップデートされていくものだと思うので、今後もデジタル庁のデザインシステムがどうなっていくのかはチェックしていきたいですね。


③AIの自動画像生成がもたらす社会への影響

最後にもうひとつだけピックアップして紹介するのが、「Midjourney」です。「Midjourney」に限らず「Stable Diffusion」や「DALL-E」、テキスト系だと「Novel AI」など、今年はAIに関連するサービスやニュースなどを目にする機会も多かったという印象があります。

Midjourney(AIによる自動画像生成が、市場で一定以上のクオリティ評価を得た印象)

AIの技術や品質がすごいというのもありつつ、企業やサービス、さらにはクリエイターがAIとどう向き合うのかというのが各所で見られる年だったようにも思います。

最近では、新規サービスだけでなく既存サービスの中でAIを用いた新しい機能のベータ版の提供がはじまったりするものも増えてきたので、これからAIがいろいろなサービスにどんな新しい価値を生み出していくのか楽しみです!


2022年に買ってよかったもの

次に、年末らしく(?)デザイナーのみんなにデザインや仕事をする上で買ってよかったものを聞いてみました。

ざっと集まったものを並べてみるとこんな感じです。

アンケート回答の一部を紹介

リモートワークも長くなり、昇降デスク&チェア骨伝導イヤホンあたりの自宅環境やオンラインミーティングの環境を整える人が多かったのかなという印象ですね。
個人的には去年末くらいにリリースされたPREDUCTSの昇降デスクが少し気になってたのでどこの昇降デスクを買ったのが気になります 👀

意外なところだとパネルヒーターが入っていたんですが、冷え症だとPC作業してるうちに足が冷えたりするので納得です。(私も導入しようかな)

そういえばアドベントカレンダーで弊社エンジニアが書いた自宅環境の記事が超大作だったのでよかったらそちらもよかったら見てみてください。

みなさんは今年はどんなものを買いましたか?


2022年に仕事をしてて一番嬉しかったこと

次にBASEデザイナーが今年仕事をしていて一番嬉しかったことを聞いてみました。

BASEサービス10周年の節目にそれに関係する仕事に携われたこと。

今年はBASEとして大きな節目の年になりました。10周年のプロジェクトに関わったメンバーは本当にお疲れ様でした。

10周年特別サイトも公開中なので、まだ見てない方はぜひチェックしてみてください!


Figmaデザインソン優勝

前半でも少しふれたViViVi​Tさん主催のあつまれデザナレの「ガチ競演!Figmaデザインソン」。
どの会社のアイディアも本当に欲しくなるようなものばかりで接戦でしたが、その中でも投票1位ということで優勝することができました 🎉

これをきっかけに、BASE DESIGNER BLOGを知ってもらえたり、いろいろなところにお声かけしていただく機会も増えた気がするのでデザイン組織としても大きなトピックになりました。


リサーチインタビューでたくさんのオーナーさんのお顔を見て声を聞けたこと

UXリサーチの取り組み自体は去年もずっとやっていましたが、今年からはよりプロジェクトと連携したリサーチをすることができるようになり、リサーチ文化が社内に浸透していく年になりました。

リサーチ関連のブログは野村さんがいろいろ出してくれているのでぜひチェックしてもらえればと思います。


担当した機能のリリース後「待ってました!使います!」と反応を頂けたこと、「もっとこうして欲しい!」というリクエストまでいただけたこと

やっぱりユーザーの声を直接聞けたタイミングはデザイナーにとって嬉しい瞬間ですよね。

BASEでは、リリース後にTwitterなどで反応を見たり、プロダクトのフィードバックフォームからのコメントなどで定量だけでなく定性的なユーザーの反応を直接見る機会があります。

リリース直後じゃなくてもユーザーインタビューをしていたら過去に自分が担当していたプロジェクトの機能を使っているユーザーさんにコメントをもらえたりと、インハウスデザイナーとして同じサービスに関わり続けたからこそ味わえる喜びがあるのも特徴ですね。


PJに関わった人から褒められたとき!

大変だった案件が無事に納品でき、すぐに結果につながって、チームメンバーに感謝された時

ユーザーだけでなく、チームメンバーとのポジティブなコミュニケーションもやりがいをもって働くには大事ですよね。

BASEではプロジェクトチームのメンバーと一番コミュニケーションをとる機会が多く、リモートワークが多くなってからプロジェクトで朝会などをするチームも増えました。


UXライティング・コピーライティングのプロダクトへの貢献が、数字で示されはじめてきていること

大きめのプロジェクトに初期段階から関わる体制になったり、textlintが導入されたのも大きな成果です。
これによってサービスの体験に関わる本質的なUXライティングができるようになったのは今年の大きな変化だったように感じます。

textlintについては藤井さんが書いた記事と、協力してくれたエンジニアさんの技術的な記事が出ているので、よかったらこちらもチェックしてください!


BASEと、BASEの皆さんと出会えたこと!

ようこそBASEへ 🎉
デザイン組織としてメンバーが増えて組織として成長しているのももちろん嬉しいんですが、新しく入ってくれたメンバーにそう言ってもらえるのが何より嬉しいです!


BASEデザイナーにこんなことも聞いてみた

後半はBASEのデザイナーにいろいろ聞いてみたものを一気に紹介していこうと思います。

「BASEあるある」を教えてください

みんなにとって「BASEあるある」ってどんなところだろうと思って個人的に聞いてみたかったので、この機会を使って聞いてみました!
会社によって「あるある」ってそれぞれあると思っていて、その会社の雰囲気が垣間見えるんじゃないかと思います。

資料でBASEオーナーさんのショップを見てたら商品良すぎてしれっとプライベートで買いがち

37階でエレベーターを降りて自席に一番近いドアから入ろうとすると迷子になる

飲み会・ランチのために物理出社。もはや出社が息抜き。

新入社員の方が鶴岡さんが想像よりも大きくてびっくりしている

小さなお子さん多い(zoom中の侵入!)

kibelaを探したら答えに出会える

わかる〜〜っていうものが多くて個人的には面白い結果になりました。
BASEの雰囲気少し伝わったでしょうか?


BASEでやりがいを感じる時はどんな時ですか?

これは面接や面談で聞かれる質問の中でも一番多い質問ですね。

ショップオーナーのリアルな声を聞いて、さらにそれがポジティブなものだった時。

「BASEで自身の夢を実現できた」などオーナーさんの喜びの声に触れる時

BASEの機能にオーナーさんが喜んでくれたり、BASEがきっかけで自分の夢を叶えられている方を見た時

みんなでプロジェクトをぐいぐい回しているとき

自分が作ったものが、世の中の自分の知らないところで、たくさん反響がある時

「わかりやすいテキストになった!」と言われたとき


BASEの好きなところを教えてください

最後にみんなにBASEの好きなところを聞いて終わろうと思います。

鶴岡さんの思いから始まって、10年間芯がブレずに価値を提供し続けられているところ

みんな主体的

プロダクトとして重要な体験価値が明確でブレないところ。主体的でパッションがある人が多いところ。

職種に関わらず「これやってオーナーさんが喜んでくれるか」という基準をみんなが持っていて、同じ方向を見れているところ

みんなが自社のプロダクトを愛しているところ


おわりに

2022年はみなさんにとってどんな年になったでしょうか?

先日Cocodaの方で投稿した記事でも書いたんですが、BASEのデザイン組織としては今年は組織も大きく変わり、サービスや会社としても10周年という大きな節目の年になりました。

今年はいろいろなことにチャレンジをすることができ、その中の一つとして「BASE DESIGNER BLOG」があります。
BASEのデザイナーがどんな人たちでどんな仕事をしているのかをなかなか世の中に知ってもらう機会がないという課題感をずっと持っていたのですが、ようやくデザインチームでブログを立ち上げることができました。(この話もまたどこかで記事にできたらと思います)
デザイン組織としてやっている取り組みでまだまだ紹介できていないことも多いですし、デザイナーたちの取り組みの成果や他のデザイナーの参考になるようなTipsもこれからたくさん発信していきたいと思っています。


明日はアドベントカレンダーでShunsukeさんとShoTakeuchiさんの記事が公開される予定なので、ぜひそちらも見ていただけたらと思います!


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