蓋のない急須
福岡県茶業青年団監修 オリジナルオープン急須 玄~KURO~
福岡の八女茶専門店「牛島製茶」さんで最近購入しました。
買い直しにあたって、デパートへ行ってこれまで同様、和テイストのものをみたり雑貨屋でティーポットを探したりしながら数日過ごし、ネットでもいろいろ見てみるうちに巡り合ったこの言葉。
「蓋のない急須」
急須を買い替えるのは、蓋を割ったから。そういえばいつも、急須を失い新しく買う原因は、「蓋を割ったから」
蓋のない急須にすれば、それが原因で買い替えるってことがなくなるよね。
「なくてもいいものなの?蓋をして蒸らすとかなんとか、昔ばあちゃんが言ってたけど」「こぼれないの?」「湯が冷めるの早くないの?」
むくむく浮かぶ疑問の数々。ただ、これを監修したのは茶業青年団、次世代を担うお茶のプロが送り出してるんだから。間違いない。ほとんど迷わず、ひとつ注文しました。
きれいな箱に梱包され届いたそれは、見るからに品が良くひとめで好きになりました。実際にお茶を淹れてみると、持ち手のおさまりのよさにビックリ。茶葉の広がりを目で見ることができて楽しいし、蓋があるとそこがカタカタ揺れないように手で押さえないといけなかったりするけど必要なし。すっ、ときれいな色のお茶が出て行きます。本体の厚みが少しあって、ころんとしているのも可愛い。
湯冷ましとして使えるのも気がきいてる。めぐりあえて幸運です。