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新しい自分になる前準備

こんにちは、トミモリです。
今日は、「ずっとやめたいと思っていたことをやめる工夫」というお話です。


何かやめたい習慣がありますか?

今、「これからこんなことをやりたいと思っているんだよね!」ということが何かありますか?

年も明けたし、立春も過ぎたし、旧正月も過ぎたし、
もう少ししたら春分も来るし、新年度になるし……

と、年明けてからの3ヶ月くらいは、
新しいことを始めるきっかけになるようなタイミングが
たくさんやってきます。

そんな、
「新しい年(切り替えの時期)がきた!」
というタイミングは、世の中全体としても、
気持ちも新たに「自分を変えていく何か」を
始めやすいような雰囲気が流れています。


ただ、そんなタイミングで、もし
「よし!身体に悪いし、ずっとやめようと思っていたことをやめるぞ!」
と思ったとしても、
長年続けてきたことはやめるのが大変、と感じることがありませんか?

わかっているのについついやっちゃう、心や身体に悪いと思うこと

例えば
・夜ふかし
・寝る前にだらだらスマホ見ちゃう
・食生活の偏り
・ついつい食べちゃう間食
・お酒の飲み過ぎ
・SNSの過剰なチェック
・服や鞄を床にちょい置きして片付けない

……など、
「このくらいならまあいいか、」
と思えてしまうようなことなら尚更、やめられないですよね。

この時間を、他のことに使えたらもっといいんだろうな、と感じていること

例えば、
・家でゴロゴロ漫画読んでる時間
・本当は行きたくない飲み会
・なんとなく見ているテレビやSNS

……など、
「本当は他のこともできるけど」
「できれば違うことに時間を使いたいな」
と感じつつ、実際にはやめていないことはありますか?

なんでそれをやってしまうのか、を考えてみる

そんな、自分が
「できればこれをやめたいと思っているんだけど……」
ということがもしあるのだとしたら、
まずやめる前に
「なんでそれをしているんだろう?」
というところをまずじっくり考えてみてください。

例えば、
・暇だから
・口寂しいから
・刺激的だから!
・ストレス発散になるから
・常にチェックしておかないと、他の人との話についていけなくなるから
・それが1日の楽しみだから

……などなど、その出来事と人によって理由は様々だと思うのですが、
「なんでそれをしているんだろうか?」
に対しての理由が思い浮かぶと思います。

今あげてみた理由を見返してみて、
「あれ、思ったよりも必要かも」
と感じるのであれば、今無理にやめなくてもいいと思います。
またそれが、不要だと感じたタイミングで見直してみたら大丈夫。


「そんな理由なら、やめた方がいいかも」
と思えれば、これからやめる工夫をしてみませんか?


それを本当にやめたいと思っているなら、やめてみよう!


意志が弱い?人がやめるためにできる工夫 4つ

「やめてみると決めたところで、でも今までやめられなかったんだけど」
と思うと思います。

すでに習慣化している行動を、意思の力だけでやめるのはなかなか難しいもの。
ですので、気持ちだけに頼らず、やめるための一工夫をしてみてください。

①やめたらどんないいことがあるのか、イメージをしておく

これは、先ほどやめる理由を考えた時に出たものをイメージしてみるとわかりやすいです。

「暇だからついやってしまう」
というものであれば、
その分時間ができて他の好きなことや楽しいこと、
自分にとって大事なことができるかも。


「口寂しいからつい食べてしまう」
というものであれば、
食べなくなった分、トータルの摂取カロリーが減って無理せず自然に痩せるかも!

なんでもいいので、自分なりの
「これをやめるとこんないいことがある!」
というイメージを最初に持っておくことが大切です。

②やめることが続いた時のごほうびを決めておく

どんなことをするにしても、やっぱり目先のご褒美があると頑張れるもの。
もちろん、①で決めた「こんないいことがある!」も十分ご褒美なのですが、
成果が出るまでに時間がかかったりすると、
心が折れてまた元に戻ってしまうこともあるかもしれません。

そんな時のために、
「このくらいできたら(このくらい続いたら)、これを自分にしてあげよう!」
というご褒美を決めておくのも良いですよ。


「あれのために、頑張る!」
というのは、なんだかんだ継続するための力になったりします。

③物理的に距離を置く

ついついしてしまうことは、ついつい自分ができてしまう手の届く場所にあるということ。

もし、やめたい習慣のキーになるものがあるのであれば、
物理的に距離を置いておきましょう。

例えば、ついついお菓子を食べてしまうのであれば、
そういうお菓子は高い棚の上にしまって置いて食べる時にだけ出してくる。
もしくは、そもそも家の中にお菓子がない状態にしておく。

ついついテレビをつけてしまうのであれば、
テレビのリモコンを座って手の届く範囲に置いておかない、
動線上に置いておかないようにする。

イメージとしては、「取り上げる」という感じですが、
これがしてあれば「ついやってしまう」ことへのハードルがぐっと下がってきますよ。

④その時間を置き換える

もし、ついやってしまうことが他のことと一緒に習慣化していることなのだとしたら、それをやっていた時間を他のやりたいことと置き換えてしまうことも良いと思います。


例えば、寝る準備が終わってからまたついスマホをチェックしてしまうのをやめたいのであれば、
寝る準備が終わったら読もうと思っていた本を持ってきて読むことにするとか。
手帳やノートを持ってきて今日を振り返ったらもう寝てしまうとか。
そのタイミングが来たらスマホを決まった場所において、
その後自分がやりたかったことをやるのです。

そうやって、
「これをやった後にこれをやる!」
と、日常にセットして新しい習慣を作るとすんなり新しい習慣が入り込みますし、
そこでセットしていたやめたい習慣を置き換えることもしやすいかもしれませんよ。

色々やってみて、それでもやめられなかったら?

そんないろいろな工夫をしてみても、
ずっと続けてきていることなら
すぐにはやめられないものもたくさんあります。

ですので、
「やめようと決めたのに、今日もやめられなかった……」
と自分を責めてしまうくらいなら、
無理にやめなくても大丈夫なのではないでしょうか。

そんな「なかなかやめられないこと」は、
きっと、今の自分の生活には必要なことなのかもしれません。

自分では「もうやめたい」と感じているような不要だということでも、
日々外で抱えてくるストレス発散に利用していることだったり、
心のバランスを保つための役に立っているのかもしれません。

ですので、どうしてもやめられないことは、
一気にやめなくても大丈夫です。

ただ、最初に考えた
「どうしてやっているんだろう?」
の理由を見た時に、
他のことで置き換えられることがあるなら、
今のやめたいことをゆっくりと置き換えていけばいいのかもしれません。

他に口寂しさを埋められることはないかな、
他にストレス発散できる健康的なことはないかな、
そんな形で、自分が
「これならいいかも!」
と思えるようなものに、少しずつ置き換えていくことで、

今のやめたいと思っているものからちょっとずつ距離をとっていってみる、
くらいからはじめてみませんか?


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