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都会の刺激から逃れる適応戦略=喫茶店

珈琲と音楽は、世界を救えなくとも、私を救う

今日はなんだかとてもいい日だった!

朝は気分がモヤモヤしていたのにこう思えるのは、喫茶店と私の推しTENDREのライブのおかげだ。ありがたや。

朝はなるべく心が穏やかに過ごしたい私が心外にもモヤモヤしてしまったのは、昔好きだった人とLINEで少し衝突、というか、話し合いをしたから。(だから朝にスマホは良くない...)私は彼と友達として付き合っていけるかなぁと思っていたやっぱり無理だったみたいだ。

グレーの人間関係って、シンプルじゃない分、難しいことが多いのかも。
真剣な話し合いをすると、メッセージを送った後も、「ああ言えばよかった」とか「違う伝わり方をしてしまっていないか」と考えてしまう。

本を読みたかったけれど集中できないことに気がついたので、せっかく淹れた飲みかけの珈琲を残し、予定より早めに家を出ることにした。
向かう先は長らくGoogleMapの行きたいリストに保存してあった『珈琲亭 ルアン』
この喫茶店に着いてしばらくしてから思い出したのだけれど、ここはカフェオレが有名だったっけ。

同じくおひとりさまの隣の男性がカフェオレを注文していて覗き見させてもらったのだけど、たか〜いところから珈琲と牛乳がトトトトっと注がれていって、なんとも楽しい気分になれる。その男性も思わず「わーすごーい」って感嘆していた。知らない大人に無礼を承知で言わせてください、かわいい。
最近つくづく思うけど、大人って、大人のフリした子供。もっとみんな童心を出せたらいいのになって個人的には思うよ。

私が頼んだのはピザトーストと紅茶、こちらも美味しかった。一切れ添えられているオレンジが嬉しい。

おじいちゃんも若者も、思い思いに過ごしているいい空間だったなぁ。

そうそう、帰る前にトイレに寄ってふと思ったんだけど、こういう昔ながらのお店のトイレが気になるのは私だけかしら?トイレってそのお店の新たな一面が知れて、なるべく確認しちゃう。ここのトイレは"田舎のおばあちゃんち"って感じだった!

ルアンで読んだ心理学の本には、
"都会の刺激を減らすための適応戦略"といったことが書かれていた。これって私たち、(喫茶店を愛する人々)にとっては喫茶店がその戦略なのではないでしょうか? 

都会の刺激から逃れるための避難所であり、
人とゆるやかに繋がることができるこういう場が末永く続いていきますように。

そんなことを思いながら、
モヤっとしていた朝よりも心軽やかに、愛するTENDREのライブへ向かった。



これはその心理学の本です。
幸せとは?とか考えちゃう人にも、
めちゃくちゃおすすめ。喫茶店でも、お家でも、ぜひ。

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