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②心配・不安・自責をうまく包み込む、飛躍のための「自己受容ノート」

※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。

前回の「自己受容ノート」の続きです。 

 まずは書く順番と、「受容」でいったん止める期間というのは、結構大事なのではないかな、というのが私の所感です。 

「ちょっと受容がマスターできてきたんじゃないかな?」と思ったら、個人的にはプラスで以下の視点を入れてみるのがおすすめです◎

飛躍のためのプラスアルファの視点

 
「じゃぁ、どうしたいんだっけ?(望み)」をクリアにし、「次のアクション」を追加する

 まず、今の不満が解消されたとして、本当の望みは何かを考える(というか思い出す)。お次に、その望みに沿って何をするか?を書き出してみます。

 
例:
めっちゃ忙しい上にミスして仕事増えた...。
その上、◯◯さんからプラスで仕事来て、ドッと疲れた...。
(事実・感情)

短期間で、一気にやることが集中するとストレスになるのか。あと初めての業務とか、やり方が分からないものに対しての拒否反応がすごい。
(洞察)

なるほど、そう感じたのね、OK!
(受容)

理想の仕事像は何だっけ?同僚とは、学生時代の部活の時みたいに一致団結してゴールを目指すあの一体感を味わいたいな〜。ゴール側の自分は常に心身共に余裕があるはず。
(望み)

まず、この仕事の目的を再確認しよう。そして、みんなともその目的を共有したいな。余裕を持っていたいから、バッファをしっかり持って全ての業務の締め切りを調整しよう。あと、分からないことが多そうな業務は、ひとまず手順を切り分けて、どこが分からないかを明確にしてみよう。
焦ってやっても落ち着いてやっても時間の速さは変わらないから、目の前のことにマインドフルに取り組もう。
(次のアクション)

変わる<整える、というイメージでしょうか。

「次のアクション」の部分は、経験を重ねるごとにどんどんアップデートされていくことと思います◎

そして、アクションを書くときは、「受容・望みを設定してからのアクションかな?」と確認するようにします。

アクションの前に受容を重視する理由

受容がしっかりできる前にすぐさま次のアクションを設定してしまうと、「よし、次はこうするぞ!(変わるぞ)」の方にフォーカスされ、「変わる前の、今の自分はダメ」と自然に自己否定してしまう恐れがあると感じています。

受容ノートをつける前にも自己流で日記をつけていましたが、当時は受容をすっ飛ばして、

「事実・感情」

「洞察」

「じゃぁ次こうしよう(次のアクション)」

 と書いていました。

これが私の場合は自然と自己否定・自責になっているとはつゆ知らず、結構苦しかったんですよね。 「なんだ、この謎の苦しみは?」と思っていました(笑)。

自己否定を出発点にして「じゃぁ、次はこうしよう!」と次のアクションを設定すると、"不足"の意識から目標設定してしまう場合があります。

 
「今のこの状態だと足りないから、もっとこれを身につけないと」
「理想の自分になってからはすばらしい!(なる前はすばらしくない)」

"不足"にフォーカスするのに慣れてしまうと、麻薬のようにそれをずっと追いかけるようになる可能性があるのです。

変わる=今の自分はダメ、ではないのですね。

自己否定ダメ。ゼッタイ。

※と言いつつ、「あ、自己否定してるな」って気づいたらそれもOKとしましょう◎

補足:不足からの目標は馬力も出ますし、その分短期間で結果が出やすかったりもするので、モノによってはスタートダッシュだけに使うことはあります。ただ、ある程度軌道に乗ってきたら、「これが完成された日にはどんな風になってるかな♪どんな気分になっているかな♪」という方にシフトするよう意識しています。

おすすめのマインドセット

ゴール側の自分から推測して、アクションを考える際に、この辺は押さえておいて損はないかなというポイントをお伝えしようと思います。

『人をコントロールしようとしない』

 残念ながら人を変えることはできないので、他人を変えようとエネルギーを消耗してしまうのはもったいない...!!自分がどう対応したら目指すゴールに行けるかを考えるのが近道です◎

例:
上司と意見が違い、明確な道筋が出せずモヤモヤ…。(答えが欲しかった...)

目指すゴールってなんだっけ?

こんなサービスを提供してお客様にこんな風に喜んでもらうこと。
そのためにまずメディアのPV数を増やしたい。

社内だけでずっと話したり悩んでる場合じゃない!その時間とエネルギーもったいな!(建設的な話し合いの場合は別です)

最低限完成したらいったん世に出してみないと分からないから、ABテストして決めよう。トライアンドエラーで進もう。

 ※👆「完璧主義 / 現時点で100%準備できてから行動しよう」を目指していた頃にあった話。また、「正解が欲しい」という考えが強かった時。

 問題が0になるわけではない

感じ方に個人差はあるかと思いますが、受容を続けると、
こういう自分はダメだ

ダメな部分はなくさなきゃいけない

私はなくさなきゃいけない「問題」を持っている

...あれ?「問題」と思ってたけど、全部OKなんだから「問題」ではなくなる...?

 というのを感じてくるのではないかと思います。

 ここからは、ノートを続けてみての、少し先の話になりますが...問題が減ってきたと感じるということは、「"悪かったこと"を書く量が減っていくんだろうな」って思いませんか?わたしはガッツリそう思っていました。 


 改めて聞くと当たり前に感じるかもしれませんが、「嫌だと思うこと」「悪い(と感じる)こと」がなくなるわけではないのです。 

同じようなことが起きても、気にしないでいられる。スッとかわせる。
そういう頻度が増えてくるかな、と思います。 


誰かにちょっと心に引っかかることを言われ、不快に感じても、その時だけで引きずらなくなる。(ま、その人の考え方だしいっか)
仕事で思ったほど成果が出なかったとしても、「次はどこを修正したら良いんだ?」と、客観的に、冷静に考えられるようになる。(分かってよかった。より良く改善できるな)

 
 個人的には、「問題」から「課題」に変わっていく感じがしています。

 
 「悪かったこと(問題)」という言葉自体が、良い・悪いの2極でジャッジするようなイメージを持っているので、「ネガティブな感情のことだろうな」と思いがちですが、必ずしもネガティブな感情が乗っている必要はないのです。

 
問題をなくすのではなく、「bettreにできそう(もっと快適にできる方法がありそう)」と、考える。より洞察力が鍛えられるという嬉しい効果もありますよ◎ 

自分の本音に気づいて、認める

 不安があってもひとまずOK!
自分のここが嫌い!と思ってもひとまずOK!
人のせいにしたくなってもひとまずOK!

洞察で自分の本音に気づき、その感情の存在を認めることが大切です。
ただOKするだけで、こんなに気持ちって軽くなるのか〜と思いました!

 
あ、ちなみに、例文は小綺麗な文体で書いていますが、もっと本音ダダ漏れで、ダークな部分もさらけ出して書いてOKです!(笑)むしろその方がいい。 

誰に見せるものでもないですからね◎


慣れないうちは、自分しか見ないと分かっていても恥ずかしくて書けないなどあったりするかもしれないけど、それもまた一興。効果を感じ始めた当時、ついでにフットワークも軽くなって行動したい欲も増した気がします。

 
新しい行動を起こす時には、怖さや不安が出てくるだろうけど、感じることを都度OKにして、肯定していきましょう!

 

本日も最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
今日もステキな時間をお過ごしください。

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