疲れたときの選択肢
とても疲れた日の夜。そういう日に限って夜ごはんがない。
お米も炊いていなければ、昨日の残りの味噌汁もない。
それでもおなかは空いているし、疲れたという感覚が身体を蝕んでいる。そもそもどうしてこんなに疲れたんだっけ。
それは単純に仕事量が多かったせいかもしれないし、上司や部下と意見が一致しなかったせいかもしれないし、はたまた昨日の夜に夜更かしをして映画を観てしまったせいかもしれないし、お昼ごはんを摂る時間すらなかったせいかもしれない。
原因はいろいろあれど、「疲れの原因」を解明しようとすることで、私の場合は疲れの4割は軽減される。では、あとの6割はどうやって癒そうか。
そこで、選択肢を与える。平日の夜の場合なら、だいたい選択肢はいつも似ている。
①おいしいごはんを作る
②お惣菜で済ませる
③おいしいお酒を飲む
④甘いものを買う
⑤とりあえずお風呂に浸かってから考える
⑥YouTubeを観る
⑦屋台に行く(この話はいつかできればいいと思う)
その時の自分を一番癒してくれるのはどれか、真剣に考える。
答えがひとつである必要もない。でも、妥協はしない。
ちなみに今日の選択は①と③。
「疲れてるのに料理するの?」と思ったそこのあなた。
そうなんです、でも面倒なのは事実なのでできる限り手間は省きます。
それでも料理する理由は、「家においしいものがあるから」です。
お米は熊本の〇〇さんが作ってくれたもので、生姜は高知のXXさんが作ってくれたもので、レタスは自分の畑で獲れたもの。食べるだけで育ててくれた人の顔が浮かんで、元気をもらえるからです。おいしいものが家にあるというのは最強です!
そして、ごはんが炊けてお米の甘い香りがしてくる頃、耐えきれずに一杯はじめます(笑)
おいしいごはんを食べられることって、本当にしあわせです。
そんなことを考えていると、残りの6割の疲労はとっくにどこか遠くに吹き飛んでしまって、ふわっとした感覚でこの文章を起こしています。
みなさんは同じ状況だったら、どの選択をしますか?どれも「妥協してる」と思った場合は、どんな選択肢を与えますか?選択肢があることって、自由ですよね。
みなさんも心の声を聴いて、自身の疲れを癒してあげてくださいね。元気が出ますよ。