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肌診断時の肌質・水分量・油分量のチェック項目

ニキビ博士片柳です。

本日は、カウンセリング時に役に立つ、肌質と水分量・油分量のチェック項目に付いて解説します。

まずそもそも、肌質は一般的に下記のように分類できます

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厳密には一人の気候や環境、年齢によって、そのときそのときで肌質も変わります。ただ、本質的には人は肌質の特性を持っているとは言えます。

また、小じわやたるみ等は肌質ではなく、組織の老化とともに年齢的に誰でも避けられない肌の変化で、それが早いか遅いかの違いは、手入れ、食事、生活環境、身心状態に左右されます。
ニキビを始め、肝斑、その他の肌トラブルは、肌質ではなく、肌に現れた症状として考えます。

肌質のチェック項目は以下のようなものがあります。
✅①素肌の肌目が整っている
✅②適量の皮脂や汗の分泌があって肌に潤いがある
✅③皮膚の透明感が高く、弾力にとんでいる
✅④メラニン色素の異常沈着がない
✅⑤末梢神経の感受性が正常
✅⑥表皮が安全に洗浄されている


また、水分量と油分量は以下のようなポイントで判断します。
水分量
✔️① シワの有無
✔️② 毛穴の周り(角質の浮きやすさ)
✔️③ ざらつき
✔️④ 透明感(クスミ)
✔️⑤ 肌目→水分が足りないと細かくなりがち
✔️⑥ ごわつき

油分量
✔️① 油分の感触(つや)
✔️② 毛穴(拡大鏡などを使用)→皮脂があるか。つやがあるか

また、クレンジングの後だと正しい肌判断ができないので、水分・油分量のチェックはクレンジングの前に行うことが望ましい。

以上です。
きちんとした肌診断のためには抑えておきましょう。

ニキビ博士・片柳ちひろ

顧問医師提携クリニカルサロンミュー代表
INFA国際ライセンスゴールドマスター取得
スキンフィットネスカウンセラー取得
2019年に世界へ伝えたいエステティシャン20人にも選ばれる。

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