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【1】プロローグ

皆さん、いつも私の事を応援して下さりありがとうございます。
いつも皆さんから応援して頂き本当に嬉しく思っています。

でも・・・そんな優しい言葉を頂く度に皆さんに大切な事を隠しているような気がして、引け目を感じていました。

Xの私のポストが度々落ち込んだような内容になってしまうのは、この感情が原因です。
『きちんとお伝えしていないのに・・・』と申し訳ない気持ちになってしまうんです。

今回は私の全てを皆さんに打ち明けようと思っています。
きっと全てを打ち明けてしまうと、今までは応援して下さっていたのに去ってしまう方もいると思います。

でも、もうそれを恐れない事にしました。

私は物心ついた頃から「可愛いね」と言われる事も正直、少なくありませんでした。

でも、あくまでそれは私の外見のみの話です。

きっと見た目では分からないでしょう。
だから皆、見た目で簡単に「可愛い」って言うんです。

実際の私はひどく汚れています。
男性の事も信じる事ができないひねくれた性格です。

これから私がお話する内容を最後まで読んで頂いた後に、今みたいに
「可愛い」「大好き」と言って頂ける方はどれほどいるでしょうか。
・・・こう思ってくれる方が1人だけでも残ってもらえればそれでいい。
そう決断したからこそ、全てを記そうと思い、この文字を綴っています。

変な目で見られる事が嫌で、リアルの人にここまでの過去を伝えた事は一度もありません。
・・・でも、いつも優しい言葉を掛けて下さるフォロワーの皆さんになら言える気がしたんです。


幼少の頃の私は控えめな性格でしたが、笑っているだけで多くの事が許されていました。
特に男性に対しては『笑っておけばなんとかなる』ということを、幼いながらも気付いていました。

自分の父親から愛されている、というのは当たり前のことでしょうけれど、それ以外の男性からも、どこか特別扱いされてきたように感じます。

思い返してみると、幼稚園時代の園長先生や、お友だちのパパたちも、会えば必ずと言っていいほど、私を褒めてくれました。
「可愛いね」「笑顔が似合うね!」「ちひろちゃんの両親は鼻が高いね」
と言ってくれました。

小学校の頃は、クラスの男子達から頻繁に話し掛けられたり、席替えでも隣になると喜ばれたり。。。それは鈍感な私でも気付くほどでした。

中学・高校時代は、接点の無い近隣の学校に通う男子生徒たちから、直接告白されるようなこともありました。

何よりも、実の父が、私を……そう、性的な対象として見ていたのだと、認めざるを得ない出来事さえも、ありました。
教師の中にも、私のことをそうした目で見ている人が居る、と感じたこともありました。

今でも時々鏡を見て、自問自答します。
『こんな私が、みんなは好きなの?』
『でも、それって過去の事を知らないからでしょう?』
そして悲しい気持ちにもなるのです。
可愛いこと、美人と呼ばれることは女性としては幸せなことかもしれません。今でも「可愛い」と言われると嬉しい事は事実です。

正直に言えば、告白をされたことは、とてもたくさんありました。
でも、個人的にお付き合いをした経験は、ほとんどありません。
いえ……無かった事にしたいです。

23歳にもなった今現在に至るまで、その……男性経験が無い、というのは、密かに私のコンプレックスでもあります。

私が私自身を愛して、幸せになるためには、私の中にある消せないトラウマを乗り越えるしかない、ということを考えるようになったんです。

だから今、こうやって過去を振り返り全てを書こうと決意し文字を入力しています。

Xを始めたのも・・・
『こんな私を変えたい』
『外見だけでなく、私の事全てを受け入れてくれる人を見つけたい』
そんな思いからでした。

これを見ている誰かに私の全てを受け入れて貰える事に期待して、私のこれまでの日々を振り返りながら、書き出してみようと思います。
そうすることで、もしかしたら。私は、やっと自分を愛せるかもしれない。
そんな期待を込めて・・・。

このnoteには、思い出せる限りの事実を、偽り無い真実の気持ちを書き連ねていきます。

それでは、ちひろの全てを受け入れてくれる方のみ次の章へお進みください。(次の章は10月17日20時頃の公開を予定しております)

※過去の事を振り返る内容になっているので記憶が曖昧な部分もありますが、読んで下さっている方に分かりやすさを重視してお伝えしたいので、多少のイメージ挿入や脚色が入る可能性もあるので、特にセリフなど一言一句そのままではない場面もあるかと思うので事前にご承知ください。

※このnoteを作成するにあたり、素敵なヘッダー画像を無償でご提供いただきました「匿名希望さん」この場を借りて感謝申し上げます。

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