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哲学の課題を出せなかったあの日

 哲学とは何か?その問いすらも哲学的で・・・つまりよくわからない。手元に辞書がないのでwikipediaからの引用になるが

 哲学(てつがく、フィロソフィー、英: philosophy)とは、存在や理性、知識、価値、意識、言語などに関する総合的で基本的な問題についての体系的な研究であり、それ自体の方法と前提を疑い反省する、理性的かつ批判的な探求である。 

(Wikipedia)哲学 2024年11月13日閲覧

 とされていた。やはりよくわからない。
 私は少しだけ哲学をかじった事がある。学生時代、芸術とは別でいくつか授業を選ばなければならなかった。その時、面白そうという理由で半年ほど哲学に手を出したのだ。

 そんな中にコロナ禍が直撃する。授業は実習系を除いて遠隔となりzoomや資料を用いた授業方式になった。しかも一年目、先生や学校も試行錯誤の時期に哲学を受講することに・・・
 遠隔授業の方法も各先生に委ねられていた時期。哲学の先生は画像も何もない、熱量だけは感じるテキストを送ってきた。そして、そのテキストを読んでレポートを提出せよ、というタイプの授業方法をとったのだ。

ここで一言
「テキストだけで哲学がわかるか!」

 正直何もわからなかった。サボった訳ではなくちゃんと読んだ上でわからなかった。確かイデア論とか色々出てきたが今もわかっていない。わからないことがわかったというレベル。
 それでもレポートを出さなければ単位がもらえない。確か毎週2000字程度だったと思う。序盤はなんとかくらいついていった。それに先生はレポートをしっかり添削して意見を返してくれる方だったので、それが有意義で楽しみだったのもある。
 
 しかしある週、衝撃的な事が起こった。真面目に課題をしようとしていたにも関わらず、1文字も書けなかったのだ。
 今思い出しても笑えてくるがテキストを読んだ後、レポートを書くためにwordを開いた瞬間、フリーズしてしまった。頭の中が真っ白と言えば良いのだろうか。理解できる範囲を超えたのだと思う。ある意味貴重な経験だった。

 以来、哲学に関して、私にはわからない事がわかっている。という立場をとってきた。(というか、分かっている人はいるのだろうか?)
 「人間とは」みたいな話が並んでいた印象だが、学んだのは古代ギリシア哲学中心だったので最近の哲学はどのような話をしてるのか興味はある。

 哲学を学んだことについても有意義だったと考えていて、思考の柔軟さみたいなものを得れたり、自己認識について深めることができたりしたと思っっているところだ。

「哲学とはなにか?」を探求する事も哲学なのかも知れない。と、分かっているような感じに語ってみるが、適当に言っているだけである。

 ちなみに単位はS,A,B,C,D,EのAで通過した。

 なんでこの話を始めたのか?いつの間にか忘れてしまった。確か哲学的な話を読んで書きたくなったのが最初だった気がする。ともあれ語りたい事は語ったので後は写真について解説をしたい。

 哲学(philosophy)の語源である古代ギリシア語を書いてみた。「フィロソフィア」と読むそうで、「知を愛する」という意味があるのだとか。
 素人が書いてみただけなので合ってるかはわかりません。アルファベットに通じている部分もあるように見えるが言語学は専門外。言語学も面白そうだし、そもそも学問はなんでも面白いと感じる。
 それこそ「知を愛する」事が日々を楽しむコツなのかも知れない。そんな事を考えつつ締めさせて頂く。

 今回はこの辺りで。雑談にお付き合い頂きありがとうございました。

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