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ひらく季節に

五戸もだいぶ春らしい雰囲気が漂ってきました。
梅も開花。毎年ながら開花を迎えるとなんとなく誇らしい。親のような気持ちで梅の晴れ舞台を見ている。今年もきれいに咲いてくれました。梅からしたら晴れ舞台なんてなくて、日々があるだけなのだろうけど。
人間も同じ、日々の中で、淡々と働くその手にふと神が宿る瞬間があって、気づくにせよ気づかないにせよ、いつの間にか神は消えて。

タアサイ菜花が元気です。

秋に採り残したタアサイは、春に復活し花を咲かせます。ほんのりとした苦味と歯触りがうまい。
まばゆいほど緑。目も嬉しい。

畑は葉物の種まきや定植がスタート。雨が全然降らず、冬の間の雪も少なかったので土は乾き気味。おまけに一気に24度なんていう暑さ。水やりに大変な時間がかかってましたが、昨日から恵みの雨が降り始めました。
去年も、全然降らないかと思うと大雨、の繰り返しでしたが、今年の雨も少し似ている。庭の鶏たちも今日は雨宿り。

去年の秋、掘り残したいも類の収穫も継続中。
つくねいも、毎年ながら草管理が追いつかず、イネ科の草がびっしり根を張り収穫を諦めた秋。初期除草は早めに入らないと、いもの発芽タイミングと重なってとても慎重になる。立ち鎌でがりがりと除草するのだけど、出かかった芽を傷つけそうで、結局株元の除草ができないまま発芽のタイミングまでに結構草が出てしまう。
初夏は作業がとても立て込むので、身体が追いつかないだけでなく、頭が追いつかなくてすっぽり忘れることも結構あるのです…今年こそはうまいことやりたいなぁ!

春に地上部が枯れたらだいぶ掘りやすくなりました。
大小、形もいろいろ。きれいな丸も結構あります。
つくねいも掘ってたらずんぐりネズミ登場。いも結構食べられてたけどこの子たちの冬の食糧になったのだろうな。食べ物シェアしてお互い生きましょう。

つくねいもを掘り切ったら、最後の砦は長いも。掘り残しは18m畝1本。試しに1本掘ってみたら結構長めに育っていて…これは掘るのに骨が折れそう。無事に掘り切れますように。
明日はハウスビニールの張り直し作業。この育苗シーズンにハウスが使えないのは今年が初めて。先日果菜類の種まきも始めたけれど、ゆっくり発芽になりそう。


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