まめまめしくまいります
先週末は、ご近所の友達の田植えをお手伝い。なぜかアメリカ人率が高く、英語が飛び交うとてもインターナショナルな田植えでした。
素足で入る田んぼ、水が流れ込むあたりはひやりと冷たく、日がよく当たるところは温かく、直に感じる足裏の感覚に頭がクリアになるようでした。子どももカエルもたくさん。賑やかな1日。
やや遅れ気味の作業など黙々こなし、昨日は先輩農家さんのところへ。
霜でやられた我が家の夏野菜を心配して、苗を分けてくれると連絡いただいたのでした。なんてありがたい。
1日の作業を終えて、くたくた腹ペコであろう先輩を捕まえて質問しまくってしまった…本当にお邪魔しました。だけどおかげでやる気出ました。くたびれて忘れていた大事なことを思い出したような。
一度、先輩の野菜を送っていただいたことがあったのですが、野菜が自分のおいしい食べ方を伝えてくるあの衝撃は、後にも先にもあの時だけでした。野菜を手に取ると、こうやって食べたらいい、というのが浮かぶ。
その日の料理のとても楽しかったことを今もはっきり覚えていて、我が家の野菜たちも、誰かのキッチンでそんな楽しい時間を紡いでくれたら、と願う。
そして我が家にやってきた立派な苗たち!このまま元気に育ってくれますように。
今日はようやく生姜の植え付けを終えました。鶏と一緒に汗だくでハウス内除草して、夫婦で汗だくになりながら管理機を操り。晩年に思い出すんじゃないか、という楽しいひとときでした。夫が毎年作ってくれるジンジャーシロップ、甘酢漬け…今年も新生姜の季節が待ち遠しい。
待ち遠しいといえばのほおずきも無事定植。
今年は一部、不耕起で大豆を育てる予定でしたが、無事発芽した大豆、今年も鳩に食べられてしまいました…。草に隠れてるのでいけるか、と思ったのですが…もうこれで大豆の直播は諦めがつきました。苗床にズラーっとまいてネットかけて育苗中。
販売開始した初夏の野菜セット、ご注文ありがとうございました。お久しぶりのいつものお客さまたち、嬉しい再会です。待っていてくれたのだなぁ、としみじみ。野菜がつないでくれたご縁。今年も喜んでいただけますように。