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樺沢紫苑先生との食事会に行ってきました!
先日行われた
『読むだけでフワッと癒やされる本』の読書感想キャンペーン」で
私は最優秀賞をいただきました
優秀賞はノートがもらえますが、最優秀賞の特典は、さらに豪華!
なんと、なんと
著者の樺沢先生とそのほかの最優秀者の方々を交えた超豪華な食事会!
にお招きいただけるのです♪
受賞時、私の所属している山口拓朗ライティングサロンのみなさんに伝えると、たくさんのお祝いの言葉をいただきました。
そして、その時に受けたのが
「ぜひ、レポートも書いてね!」
というリクエスト!
ということで、私なりにその時の様子をお伝えしたいと思います~♪
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二子玉川という街
お食事会当日。
私は、同じく最優秀賞受賞者のAさんと待ち合わせしていました。
Aさんとは、ずいぶん前からSNSを介して、何度かWEB飲み会をするほどの仲です。
リアルのでお会いするのは初めてなので、お食事会の前に互いに近況報告をすることになっていました。
初めて降り立つ、二子玉川の街。
駅周辺は、道路が広くてきれいに整備されていてブランドのお店が並び、行き交う人たちも上品な雰囲気が漂います。
ショッピングビルなどの中に入っているお店は流行に敏感なショップが多いように見受けられます。
ああ、素敵な街だなぁと思いながらしばらく散策していました。
Aさんと待ち合わせ後、近況報告をしてから、いよいよ食事会に向かいます。
実は、私はレストランでトイレに行って帰ってこられなくなるほどの方向音痴なんです。
その私を丁寧に、かつ、楽しいお話をしながらAさんは案内してくれました。
ちょっと話は逸れますが、私は、私の人生史上、Aさんのことを1、2を争うくらいやさしくて気が利く人だと思っているのです。
SNSの発信は、ほっこりした中にもユーモアがあふれていますし、返すコメントはどんな人に対しても、やさしくて気遣いたっぷりで読んだだけでホッとします。
しかも、ご本人とお話すると、とても聞き上手、相槌上手。
あちこちに太鼓判を押したいくらいすてきなおもいやりあふれた方で心から尊敬する人なんですよ~。
私はAさんのコメントにどれだけ助けられたかわかりませんのです。
食事会がはじまります
ここだろうというお店に到着。
「ここ?」
「ここだよね?」
などとAさんと二人で店内をのぞき込んでいると気が付いたお店の方が案内してくれました。
一歩足を踏み入れると、涼しいクーラーの風とシックな大人の隠れ家のような落ち着いた空間が私たちを出迎えてくれました。
天井は高く開放感があり、店内の壁にはアート作品が飾られています。
静かで落ち着いた雰囲気に、まるで小さな美術館を訪れた感覚にとらわれました。
これだけで、このお店がセンスのよいお店だとわかり、そこから提供される料理はどんなものだろうと胸がわくわくしてきます。
Aさんと話しているとほどなく、おなじく読むふわの最優秀賞受賞者のHさんと、他の感想文での最優秀賞受賞者のMさんがいらっしゃって、互いに自己紹介タイムになりました。
HさんとMさん、お二人とも遠方からの参加で新幹線でこちらまでいらしたとのこと。
Hさんがしおんず(樺沢先生のファンクラブ)の特典であるキーホルダーを私たちに見せてくれていたそのとき、樺沢先生が来店されました。
おお……
すみません。このときの感想は、本当に「おお」しか出ませんでした。
私は樺沢先生にリアルでお会いするのは初めてです。
実感が伴わなくて、ただ茫然としていました(笑)
先生はプリントアウトされた参加者の感想文を確認しながら、私たちの名前を呼んでくれました。
うわ、本物の樺沢先生だ……
やっと。
やっとこのときに樺沢先生にリアルでお会いしているのだ、という実感がわいてきました。
メニューは先生がすでに決められており、ワインは料理に合わせてでるとのこと。
最初はシャンパンで乾杯です。
乾杯が終わってから、それは始まりました。
怒涛の質問タイム
「先生に質問があるんです」
隣のHさんを見ると、ぎっしりと書かれた文字で埋め尽くされた手帳をもって先生を、キラっキラっした瞳で、まっすぐに見つめています。
いや、本当に、キラッキラッした少年の瞳で先生を見ておられるのです。
その、キラッキラッの情熱を目の当たりにして、それだけで私は感動しておりました。
すごい。すごいぞ、Hさん!
Hさんのあふれんばかりの樺沢紫苑愛は無敵っ。
きっと誰にも負けないのではないでしょうか?
そして、そこから怒涛の質問タイムが始まりました!!
誰かの質問が終わると、誰かが言います。
「先生、質問があります!」
個人的に困っていること、仕事のこと、たわいもないこと……
本当に、次から次へとみなさん質問をしていきます。
料理が運ばれ、とろけるようなワインとのマリアージュを堪能しながらも、私たちは先生の答える言葉に耳を澄ませました。
けれど、先生はどんな悪球を投げても上手に打ち返すプロの打者のように、どんな質問にも答えてくれるのです。
用意された質問ではないのに、すべてすらすらと、滑らかに答える先生に、私は唖然としてしまい、思わず聞きました。
「なぜ、そんなにすらすらと答えられるのですか?」
すると先生は言いました。
「YouTubeライブみたいなものだよね。何度も答えている質問だから答えられるんですよ」
いやいやいやいや。
私たちの質問は、似たようなものであっても、同じ問いではありません。
そして、その答えが瞬時に出るなんて、私のようなポンコツでは到底考えられません。
どれだけの知識が、先生の灰色の頭脳の中に、規則正しくライブラリーとして存在して、準備を整えて待機されているのでしょうか?
多分、何も知らない方からみたら、先生は年相応の普通の男性に見えるでしょう。
けれど、食事とワインを楽しみながら私たちの問いに、すらすらとよどみなく答える先生が、どんな難事件でも解決するエルキュール・ポアロに私にはだんだん見えてきました。
私は、先生と自分の夢の話、先生の読書術の話、ウイスキーの話、先日大けがをした話などをさせていただきました。
どの話題にも興味深いお話を伺えましたし、自分の進む道については歩き続ける覚悟ができました。
チーズ料理
さて、みなさんはチーズ料理というとどんな料理を想像されるでしょう?
カットするとあふれだす大量のチーズ
チーズフォンデュやドリア、ピザ……
私のイメージは「これぞチーズだ!」という料理が主なのではないかと想像していました。
しかし、このお店は全くちがっていました。
前菜からはじまり
ヴィシソワーズ
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鰻と鹿肉のパイ包み焼き
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仔羊肉の肩ロース
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からすみのカペッリーニ
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チーズ1種
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そしてデザートと飲み物
どの料理にもチーズは主役ではなく、隠し味として、けれど確実に主張しながらそっと上品に入っているのです。
そして、それぞれの料理に毎回違うワインが提供されました。
それが、もうっ!!
それが、もうっ!!
そのままの料理だけでも絶品なのに、ワインと一緒に口に入れると、風味があいまって、さらにおいしくなるのですっ!
わりとおいしいものを食べてきたと思って生きてきましたが、この料理は異次元の体験でした。
さすが、グルメといわれる樺沢先生です。
特に印象に残っているのが、鰻と鹿肉のパイ包み焼きです。
鰻と鹿肉だけでなく、ゴボウが入っていて、そこにワインとホエイのソースがかかっています。
どの食材もちゃんと主張しているのに、ケンカせず、ワインを口に含むと脳内に幸せが駆け巡る、すばらしいお味でした……(遠い目)
スタジオシオン
デザートをいただいた後、スタジオシオンに招待していただきました。
スタジオに足を踏み入れた瞬間、圧倒される本、本、本。
YouTubeの背景に映っているあの、本棚です。
私は思わずつぶやきました。
「ああ、この本棚だけでも何時間でも見ていられる……」
それくらい、圧巻でした。
食事中からHさんが
「先生の本にどんなマーカーが引かれているのか見たいです!」
とリクエストしていたので、先生は本棚から早速、本を選んで見せてくれました。
それだけではありませんでした。
先生は参加者一人一人にむけて、オススメの本を説明してくださったのです。
食事中にした、私たちの質問の内容をすべて覚えてくださっていて、具体的なアドバイスとして説明してくださったのです。
なんという、心遣い。
そして、なんという、脳内ライブラリーの広さ。
私にもアドバイスをくださったので、早速メモをとり、参考になる本をその場でAmazonで購入しました。
みなさんと本の話でひとしきり盛り上がった後、私たちは先生にお礼を言って、スタジオを後にしました。
なんだかわからない、なんだか今すぐ走り出しだせそうなくらいの勇気と元気を抱えながら。
終わりに
食事会からスタジオまで過ごした4時間弱は、今までにないほど密度の濃い時間になりました。
先生は、情報発信という形で、何万人もの人たちに見えないロープを常に投げ続けています。
たくさんの人が先生の投げたロープにつかまり、ある人は人生を変え、ある人は救われていったのだと思います。
そして、そのロープをつかんで手繰り寄せた私たちがあの日、集まり、短かかったけれど、一緒に充実した時間を過ごすことができました。
みなさんに会うことができた奇跡に心から感謝いたします。
ご自分を律し、生きることを楽しんでいる先生と直接お話できたこと、そして先生や参加者さんたちいただいた熱量を、今も私はきちんと言葉にすることができず、消化しきれずにいます。
まだ、うまく言葉にできないのですが。
食事会前と後では私は大きく変わっています。
迷いが消えたというか、いらないものがそぎ落とされたような感覚です。
なにか、大きくて強力なカンフル剤を投入された感覚でもあります。
それほど、食事会は私にたくさんのものを与えてくれました。
できることから進めていこう。
そう素直に思える、前に進む力をいただいたと思います。
樺沢先生、
参加者の皆様、
貴重な時間と体験をくださって、本当にありがとうございました!
私は、前を、進んでいきます。