苦労話はマウント合戦の元 脳内棚卸し
A君
いやーあの時は取引先とこうでこうで
めっちゃ大変だったんだよねー
B君
そうかそうか わかる
俺の場合は○○と商談した時なんて
イレギュラーで○○になって○○で
C先輩
なるほどなあ
まあでもお前らまだ恵まれてる方だな
俺なんか○○のときに…
といったように
苦労話をすると必ずマウント合戦がはじまる
さてこれは誰が幸せになるんだろうか
苦労した経験というのはつい誰かに話したくなるものだ
その欲求は根源的なもので、おそらくどんなに偉大な人でも、その欲求に逆らうことはできないだろう
自分自身ももちろんそうで
人の苦労話を聞くとつい喋ってしまうことがある
人の話を聞くつもりがいつの間にか
過去の栄光を語り出す承認欲求マシーンと化すのだ
そしてその後自己嫌悪に陥る
さて、これを回避するために心がけていることを紹介しよう
1.事実の自認・停止・終了
人の話を聞いている時は
あ 俺はそんな経験したことあるぞ
という思考を止めないで、とりあえず脳内再生する
そして、再生が終わったら停止して閉じるのだ
そこでリピートしたりしてはいけない
スマホアプリのように、いったん終了する
そして傾聴に向かう
2.TP視点を意識する
TP(ThirdPerson:三人称)視点とは
ゲームなどで見られる主人公を肩越しから観察する視点のことだ
もしマウント合戦が始まっていることに気づいたなら
一旦意識を外側に持っていく
自分がよくやる方法としては
インテリアなどのモノに目を向ける
話はもちろん聞いているのだが、
意識を少しズラしたところに置くのだ
するとなんとなく俯瞰的に場を見ることができる
3.否定を否定する
よくやってしまいがちな自己否定・嫌悪
否定が好きなら、否定を否定してみよう
あーあの時また自分はこんなこと言っちゃったな
相変わらずダメだなぁ
でも、ダメだけどダメなりに人とコミュニケーションをとったなじゃあ、ダメじゃないじゃない
なんだかややこしい日本語になったが
否定を否定することで①の事実の自認もしやすくなる
さて いつも通りまとまりのないような文章になってしまったが
アウトプット、棚卸しができたので良しとしよう
もし読んでくれた人がいたら
その人の一助になれば幸いである