精神が言うことを聞かなくなった
ずっと誤魔化して生きていた気がする。
初めてこころのもやもやを感じたのは、小学校6年生の時だった。給食がいきなり食べられなくなった。ミートスパゲッティ。どうしても食べることができなくてトイレに駆け込んだ。吐くことはなかったがなぜか涙がとまらなかった。自分がおかしくなってしまった。絶望した。今になれば小学生の絶望なんてかわいいものだと思うが世界が狭かった分、絶望はたしかに絶望の形をしていた。
2、3週間給食を食べられなかった。担任の先生が明らかに様子がおかしくなった私に必死に声