手放すことの大切さ「ちっちゃな木のおはなし」
「ちっちゃな木のおはなし」という絵本があります。
森の中にいる、ちっちゃな木が自身に生い茂る
古い葉っぱを手放す勇気がなかなか持てず
ずっと抱えたままでいました。
それによって周りの木々達が古い葉を捨て
成長していくのにも関わらず、
ちっちゃな木は、小さいまま成長できず
次第に弱っていきます。
いくつもの季節が過ぎた去った後
このままではいけないと感じた、ちっちゃな木は
古い葉っぱを手放すことによって、
より強い新しい葉っぱを手に入れます。
新しい葉っぱを手に入れた、ちっちゃい木は
やがて、みんなと同じように
成長し、どんどん大きくなっていきます。
もう、ちっちゃい木は小さくありません。
この話でいえることは
新しいものを手に入れるには
古いものを手放さなければ、いけないということです。
簡単なようでそれはむずかしいことです。わりと私たちは
ちっちゃい木のようにすでに手の中にあるものに固執します。
でも、このままの自分じゃ乗り切れない、何とかしないといけない時って
大きく成長するチャンスで、自分を縛ってものから解き放たれるよい機会でもあります。
今、あなたの手の中にあるものは何ですか?
それは本当に大切なものですか?
と、自分自身に問いかける夜。