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ALS初期症状#03
こんにちは、chigusaです。こたつでヌクヌクと過ごす愛犬を見ることが私の心の安定剤です。終末期となり緊張することが多い中、変わらない毎日を過ごせることが、こんなにも幸せなのだ。と気付かされる今日この頃です。
2018年8月頃、家族旅行に行った際に腰に違和感を感じており、坂道を歩くのが辛いから坂の下で待っておくわーっと言っていた父。
この頃、腰の違和感から整形外科へ行くも異常は見つからずただの”腰痛”との診断。コルセットを巻き出す日々が始まった。
仕事場で足が上がらず転けてしまった。などとも言っていたので、振り返るとこの頃から症状が少しづつ出てきていたのかもと思う。
2019年7月頃、足の違和感で再度整形外科に行くも異常は無い。との診断。この頃から腰の違和感から進み、足がピクつき出していた。脳神経内科で精密検査を行う事になり2019年12月頃より検査入院、筋電図検査などにより最終、2020年2月28日ALSの診断の確定。(**筋電図検査は、針を筋肉に直接刺すことで、筋萎縮・脱力の原因が筋肉自体であるか神経が原因であるかを判断するもののようです。)
確定された時点では、すでに左足の動きは悪くなり自身で車を運転出来なくなっていた。
今、日本ではALSを発症し診断されるまで平均13ヶ月かかっています。これはALSという疾患を知らない。知っていたとしても、個人により初期の段階で様々な症状があることから、何科を受診すればいいか分からない。という風に時が経過していると思っています。
現に父も初期の時点で”腰痛”との症状により「整形外科」を受診しました。
ALSへの認知が広がる事により早期発見に繋がり、出来るだけ早い段階で治療を開始することが出来ます。
たった1つの症例ではありますが、父の経過とともに1人でも多くの方々にALSという病気について知っていただければと思っています。