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【イベントレポート】2022/5/4(水)Takasuna Greenery Coffee Festival
●Takasuna Greenery Coffee Festivalとは
5/4みどりの日に、「本とコーヒーを片手に、まちの日常にふれる」のコンセプトのもと「非日常より日常」「消費より循環」「密集より分散」といった価値観を表現するコンテンツを、高砂緑地内と高砂通り沿いに点在させます。
茅ヶ崎の特徴の1つでもある松林に囲まれた緑豊かな環境で、地域の日常にふれる1日を楽しめるイベント、
それが「 Takasuna Greenery Coffee Festival」です。
●イベントの概要
【開催日時】2022年5月4日(水祝) 10:00~16:00
【開催場所】高砂緑地(〒253-0053 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-50)
【主催】茅ヶ崎とコーヒー実行委員会
【出店】CRUISE TOWN COFFEE ROASTERS / 道端の喫茶店HAND / ,COMMA co-working, cafe&bar / 株式会社コル / korb / ARTノTANEMAKI / まちなか本棚project / KUROMATSU PROJECT / Takasuna Village / 南本通り商店街 / KONGEN / tetoteto*
【協賛】(※順不同)株式会社洋建築企画 / 大和リース株式会社 / 株式会社TakasunaBASE / チガサキレンタル株式会社 / D.PARADISE / NPO法人湘南スタイル / まちづくり法人knork
【後援】茅ヶ崎市 / 一般社団法人茅ヶ崎市観光協会
Facebookイベントページ
●当日の様子
この日は5月初旬にしては暑い位の快晴。その中でも松林に囲まれた高砂緑地は、木陰がふんだんにあり、心地よい木漏れ日の中で来場者と出店者が気持ちよく交流できた1日でした。
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この日のコンテンツのメインである、茅ヶ崎市内から出店していただいた全3店舗のコーヒーの試飲も、最後には無くなるほどの盛況。コーヒー豆の販売や関連商品の販売にも朝から人だかりができていました。
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また、松林の間で行われたARTノTANEMAKi「コーヒーアート」のワークショップも大好評。
この日は素敵な作品を完成させ、作品を片手に嬉しそうに走り回る子どもの姿をそこらじゅうで見かけました。いつもとは違い、緑地内に溢れるアートを目にした近隣の方も声をかけてくれるなど、市民の方々も興味深々だったようです。
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そして「湘南の特徴でもあるクロマツ林を再生したい!」という思いからスタートした「クロマツプロジェクト」のブースでも、松の苗を購入していただくことで、このたくさんの「マツの里親」が誕生しました。
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それから松林の間を縫うように回遊できる沿道沿いには6箇所の無料で本を物々交換できる「ブックトレードbyまちなか本棚」と「うみべのとしょかん」の本棚が設置され、高砂緑地の隣にある茅ヶ崎市立図書館の廃棄本や市民から集められた読み終えた本が、誰かの手元へと再び巡っていきました。
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食のアップサイクルで循環型社会に貢献する「UP FOOD PROJECT」のブースでは、コーヒーやいろんな食べ物の残り染めで作ったキッチン用品や、コーヒーの残りかすで作ったコップ、人にも環境にも優しい和紙繊維のマスクなどの展示を。また、雄三通りにお店があるkorbさんでは、コーヒーに関わる素敵なキッチン用品を販売していました。
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D.paradaise SHOP+homeさんからお借りした椅子や、放置二次林を間伐して作られた丸太には、コーヒーを片手に多くの方が腰をかけ、子供達も座って絵本を読んでいました。
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他にも高砂緑地を少し離れた南本通り商店街ではフリマ、たかすなヴィレッジではアートやアクセサリー、軽食を販売。高砂通りにある古民家「KONGEN」では本が読めるスペースを無料で開放。高砂通り沿いのこども服と絵本のUSEDセレクトショップ「 tetoteto*」では、子供達に無料でシャボン玉をプレゼント。このようにこの日は異なる場所で同時多発的にイベントが開催され、茅ヶ崎南口界隈はまさに「withコロナ時代の分散型イベント」といった様相でした。
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最後に、ご来場いただいた皆様とイベントを支えていただいた協賛企業・団体の皆様、またご後援いただいた茅ヶ崎市役所、茅ヶ崎図書館、茅ヶ崎美術館の皆様、そして出店いただいた店舗、その他関係者や当日スタッフの皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。有難うございました。
photo by @kuroki_misaa
●実行委員長よりコメント
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毎日過ごすまち、茅ヶ崎。毎日そばにある、高砂緑地毎日その前を行ったり来たり。だけれどちょっと寄り道してほっとできる場。が私にとっての高砂緑地です。
「美味しいコーヒーが飲めたら。素敵なベンチがあったら、
みんなでこの通りでつながって楽しめたら」
それを一気に叶えたのが、今回の「茅ヶ崎とコーヒー
TAKASUNA GREENERY COFFEE FESTIVAL」でした。
この松林の雰囲気を味わってもらいながらも
皆さんが心から幸せに過ごしてもらえる、ライン。
そのラインを達成するために
経済の循環と、まちの循環とを両立させること。
分散による新たな問題、非日常と日常の違い
きれいごとではすまされない様々な条件と向き合い、
決断していかなければならないという、葛藤の日々でした。
結果、自分で想定していたことを超えた光景が目の前に広がっていました。
人のここちよい動きと滞在。
理想に近づくためのそれぞれの工夫。
これらすべては実行委員メンバーみなが
コンセプトに立ち返りながらも、
もっとできると挑戦する心をたやさなかった結果だと思っています。
すべてが完璧よりも
より自分達のベストへ。
私達の挑戦はまだまだ続きます。
誰もがまちに、自分自身にとっての心地よい日常を発見してもらうために。
●今後のスケジュール
日常に寄りそうコーヒーを片手に、
これから”#茅ヶ崎とコーヒー”として
今回様々な要素を取り入れながら開催していきます。
2023年もTakasuna Greenery Coffee Festivalを実施します!
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詳細はコチラ↓
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